今回のテーマはズバリ、潜在意識を使って特定の相手との恋愛を成就させる方法になります。
潜在意識を利用して特定の人と相思相愛になることを目指す場合、必要になるのが「相手の潜在意識に働きかける仕組み」の理解になります。
一見、とっぴで高度なことのように思えるかもしれませんが、まったくそういうことはなく、実はこれは私たちが日常ごく自然に行っているコミュニケーションの一環にすぎません。
そのツールとなるのが、非言語情報です。
そう、言語を超えた、潜在意識同士でのおしゃべりの内容。
これは使い方を押さえると、とても便利なものなのですが、私たちは特に意中の彼を前にすると、なぜかトンチンカンな使い方をしてしまうことが多々あります(笑)
まずはそういったシーンへの理解を深め、そこから相手の潜在意識にポジティブに働きかける構造の基礎を会得していただければと思います♡
いい子ほど恋愛でやってしまいがち!非言語コミュニケーションのズレ
あなたは彼に、自分の本音を言えていますか?
- 彼に嫌われたら困るから、わがままなんて言えない。
- 重たいと思われると嫌だから、寂しくても笑顔で我慢。
- 褒め上手は愛されると本に書いてあったから、とにかく褒めまくる!
こういった努力をして、きちんと狙い通りうまくいっている!という方は、この先は読む必要はないかもしれません。
けれど、恋愛本などに書いてある通りに明るく優しく褒め上手の自分であろうと頑張っているにも関わらず、彼の反応がイマイチだったり、二人の仲が深まる兆しがまったく見えない場合、ぜひ知ってほしいことがあります。
それはズバリ、あなたが本音を飲み込んで我慢すれば我慢するほど、 相手の心が離れてしまうということ。
「会いたいな、寂しい!」
「大好き!もっと一緒にいたい!」
こういった一見重たい女風なセリフも、なぜか軽やかに感じさせ、彼を虜にしてしまう女性。
反対に、いつも明るく優しくサバサバと振る舞い、自分から連絡もしない。
なのに、なぜか重たさを感じさせてしまう女性。
この両者の違いって、一体何なのか、分かりますか?
それは、その表面的な言葉や振る舞いの裏に、 本音を隠しているか隠していないかの違いなんです。
相手の潜在意識に伝えている非言語情報に気づこう!
自分の本音は、あなたの潜在意識の中に非言語情報として格納されています。
そしてここからが大事なことなのですが、私たちの潜在意識は、実はこういった非言語情報を常時お互いにやり取りしています。
もちろんこれは潜在意識同士でのやり取りなので、お互いがそれを意識化しているとは限りません。
けれどもそれは、確実に相手の潜在意識に伝わっています。
つまり私たちは、無意識レベルでは本音が筒抜けだということ。
そう、だから、重いと思われてしまう人の 「大丈夫」という言葉は、実は全然「大丈夫」と伝わっていません!(笑)
その笑顔の「大丈夫!」の裏側に隠されている、
- どうして会ってくれないの?本当に時間作れないの?嘘ついてない?
- 私はこんなに好きなのに、どうしてあなたは私を好きになってくれないの?ひどい!
- 私なんて魅力的じゃないから、どうせ好きになってくれる訳ないよね。
といった無意識レベルの脳内トークが、 彼の潜在意識に非言語のクレームやプレッシャーとして伝わってしまってるんです。
なので無理していい子に振る舞っている人は、まずは自分の表面的言動の裏に隠されたこういった非言語情報に自分自身で気づく必要があります。
そしてそれに気づいたら、自分の本音を素直に相手に伝えればいい訳なのですが、もちろんクレームのままの本音では、むしろこじれるだけです(笑)
これは言い方どうこう以前の問題で、どんなに気を使った優しい言い回しで伝えたとしても、結局はそこに内包される非言語情報がクレームである限り、相手の潜在意識はそこに拒否反応を示します。
するとどうなるか?
そう、「いい子だとは思うんだけど…なんだかこの子といると嫌な気持ちになる。一緒にいたくない」という思考が、いつしか顕在意識レベルでも認識されるようになってしまうんです!(涙)
これ、日常生活で観察してみると、思い当たる例がいくらでも出てくると思います。
それでは一体どうすればいいのか?
それは、クレームをリクエストに変えること、なんです♡
実はほとんどの人は、自分のリクエストを自覚できていません。
何かに対して悲しみや怒りを感じたりしている状態って一見本音のようでいて、厳密に言うと本音の一つ前の感情の位置付け。
残念なことに多くの人はここで止まってしまう訳ですが、実は怒りや悲しみといったクレーム感情の奥にこそ、本当の本音があります。それがリクエストであり、いわゆる「本当の願い」というやつなんです。
本当の願いに気づくと潜在意識の発信状態が変わり、彼との関係に変化が起きる
この【本当の願い】を、まずはしっかり意識化してあげる必要があります。
では意識化したらどうすればいいか?
実はこれ、意識化できさえすれば、実物(物理)の彼には、伝えても伝えなくてもどっちでも良かったりします(笑)
調整するのはあくまで潜在意識同士の情報交換なので、言語は使っても使わなくてもどちらでもいいんです。
要は自分の現在の発信状態のズレに気付いて、それを修正することが、変化を起こすために必要な部分だからです。
変えるべきは自分の潜在意識の発信状態!音信不通の相手でも、原理は同じ
たとえ現在相手と音信不通の状態であったとしても、基本の部分はまったく同じ。
「彼に対するあなたの発信状態が、どういったものになっているか?」
意識化し、変えるべきは、ここなんです。
潜在意識の発信状態が本当に変われば、潜在意識の特性上、それは勝手に相手に伝わってしまいます。
だからこそ物理の彼には伝えても伝えなくてもどっちでもいい、ということなんです。
経由するのが言語であれ非言語のみであれ、あなたの潜在意識から発信されているのが純粋なリクエストであれば、それを伝えられた相手は「必要とされる・頼られる嬉しさ」を感じるので、全力でそのリクエストを叶えてあげたいと思うし、そのリクエストを伝えてくれた相手を無意識の内に愛おしく思うようになります。
クレームのない純粋なリクエストは、相手の潜在意識に信頼や愛情として伝わるからです。
けれど、「あなたが彼に対してどこか出方や在り方を遠慮してしまう」時、もしくは「彼のあなたに対する扱いにどこか悲しさや怒りを感じる」時、実はその裏には、まだ意識化されていない「あなたの本当の望み」が隠れています。
本当の望みとは、単に「連絡が頻繁に来る」「頻繁に会える」といったレベルのものではなく、
- 自分は彼とどういう関係性を築きたいのか?
- 彼が自分に対してどういう見方をしてくれれば、どういう接し方をしてくれれば、一番満足なのか?
- 自分は彼にとってどういう存在でありたいのか?
それら全てを包括したものになります。
要は、あなたが本当に望む彼からの愛され方を、あなた自身がまず決めてしまう必要があるんです。
そして実はそこが決まると、潜在意識の発信状態って根本からガラリと変わるんです。
片思いの彼になぜか重い女と思われてしまう!?そこに隠された、本当の原因
片思いや復縁などの場合、ほとんどの人は彼の出方次第で彼と自分の仲を決めようとしてしまうため、彼との恋愛が全て彼次第になってしまっています。
これだと彼が自分の生殺与奪権を握っている状態なので、当然本音なんて言えないし、遠慮が出ます。
大好きなはずの彼なのに、どこか怖い存在になってしまっている訳です。
しかも彼の潜在意識側としても、こうした「私の現実を決めるのはあなた」というエネルギーを向けられることって、実は「意識的に自分にぶら下がられている」状態なので、とても重苦しさを感じる状態なんです(!!!)
つまりこれって、自分自身が【現実の彼】や【過去の彼】を「自分の世界(潜在意識の状態)の決定者」に無意識にしてしまっている状態なんですね。
これは相手側の立場からすれば、「他者の現実の決定者」というとても大きな責任を一方的に背負わされてしまっている状態なので、本当にとてつもなく重いんです(^^;
相手を自分の意志の上に置いてしまうことは一見思いやりがあるようでいて、実は相手に潜在意識レベルで大きな負担を感じさせてしまう発信状態でもあるんです。
なのでまずはあなたが、
- 彼にとってどういう存在でありたいのか?
- 彼とどんな時間を過ごしたいのか?
それを徹底的に、そして詳細に決めてしまうんです。
あくまで純粋にあなた自身がどういう恋愛を望んでいるか、どういう二人の生活を望んでいるかというのが大事であり肝の部分なので、今の彼の言動は一度全て無視した状態で決めてしまってください。
ここまで読んで、もしかすると、頭の中にハテナマークが渦巻いているかもしれません。
私もこれを初めてメンターに教わった時、本当にハテナだらけだったので、よく分かります(笑)
だって、引き寄せの法則関連の本には「相手の気持ちは変えられない」と散々書かれていたからです。
相手の気持ちは変えられる
ですが潜在意識について深く勉強するにつれ、「相手の気持ちは変えられる」ことがはっきりわかってしまったんです♡
特にそれが【相手の喜ぶこと】である場合、よりスムーズに相手の気持ちを変えてしまうことができるんです。
特定の人の潜在意識に働きかけて恋愛成就させる基本構造
ここで、この記事の前半部分を少し振り返ってみてほしいのですが、非言語のクレームが無意識に相手に伝わってしまうのと同様に、私たちはそれ以外にもありとあらゆる非言語情報を、潜在意識レベルで常にやり取りし続けています。
少し言い方を変えるなら、私たちは常に潜在意識レベルでお互いに影響を与えあっている訳です。
そう 、今彼が顕在意識上で何を思い、そして何を言っているにしろ、彼の潜在意識に【あなたの望み】という非言語情報を伝えることができれば、彼の気持ちを変えることは「可能」というよりむしろ「ごく自然の成り行き」だったりするんです♡
【彼との関係性】という前提を変える
彼に伝わる非言語がついついクレームやプレッシャーだらけになってしまう時、実はそもそも自分の脳内にある「彼と自分の関係性」(前提)が望まないもの・悲しいものになってしまっているから、そういった非言語情報を潜在意識が発信してしまっているという構造があります。
潜在意識は常にあなたが持っている前提を元に、あなたの現実を作り続けています。
ですから彼との関係を変えたいのなら、まず「あなたの脳内にある前提」を変えてしまわなければいけないんです。
またそれは単に「彼に愛される私」といった言葉のみでは、潜在意識には認識不可能です。
なぜなら潜在意識が認識できるのは非言語情報のみで、言語情報は認識不可能だからです。
彼に愛される私をリクエストしたいのなら、その「彼に愛される私」という言葉の中身を決めてしまわなければならないんです。
だから、もし「彼と付き合いたい」がリクエストなら、付き合うことになった後の想定がものすごーく大事だということ♡
ただ「付き合いたい」という言葉だけだと、潜在意識にはイマイチそのリクエストが伝わりづらいです。
- 付き合った後、どんな会話を二人はしているのか?
- どんなデートをしているのか?
- お互いにどんなことに興味を持っていて、一緒にどんなことをしているのか?
そういった、本当に臨場感のある「二人が付き合っている世界」「彼に愛されている私の視点や在り方」を脳内に作ってしまうんです。
そしてそこから得られた体感を、潜在意識が自分への指示として受け取ります。
すると、その指示を潜在意識が全力で叶えようとしてくれるようになるんです。
非言語情報化された願いは、相手の潜在意識に勝手に伝わる
そしてこれは、彼の潜在意識に対しても同様に伝わります。あなたが潜在意識の中に持っている【彼との関係性】という非言語情報を彼の潜在意識が自然とキャッチするため、なんと彼の潜在意識も、それを実現させようと全力で頑張り始めるようになります(!!!)
だからこれって、本当に、良くも悪くもとてもシンプルな仕組みになっていて、あなたの脳内にある【彼との関係性】が幸せに満ちたものであろうと寂しさに満ちたものであろうと、彼とあなたの潜在意識はお互いに協力してただただそれを実現させているだけなんです。
こういった一連の流れが、相手の潜在意識に働きかける仕組みの基礎構造になります。
まとめ
あなたが彼に本音を言えなくて恋愛がギクシャクしてしまっている時、実は誰よりあなた自身があなたの本音に気づけていない可能性が大です。
悲しみや怒りというクレームのその奥にある、あなたの本当の願いに気づければ、恋愛は少しも難しいことではないんです。
彼のそのそっけない態度や冷たい言葉は、実はあなたの潜在意識が彼にそうさせてしまっているのかもしれません。
ぜひ二人が笑顔になるWin-Winの未来を、あなたの脳内でまず作り上げてみてくださいね!彼に対する遠慮は一切不要です(笑)
なぜなら「あなたと彼が笑顔でいる未来」をあなたの脳内に作ることは、自分の幸せを願うことであると同時に相手の幸せを願うことでもあるからです。
もう一度言いますが、「今の彼」がその未来を望んでいるかどうかは関係ありません。
こうした概念を初めて知った人はまだまだ頭が混乱気味かと思いますが、潜在意識を使って恋愛成就させる秘訣は、まずは一にも二にも彼主体ではなく自分主体で未来を描くスタンスを採用すること♡
相手の気持ちを思いやることのできる共感力の高い方ほど最初はこのスタンスに戸惑いを覚えるかもしれませんが、それが実はあなたと彼双方の幸せにつながるものだということだけ、まずはざっくりと覚えておいてもらえればうれしいです。
では♡