潜在意識を味方にするコツ、それは、超基本的なことになりますが、あなたのために何をして欲しいのか、それを潜在意識に正しく伝えることです。
ちょっとずっこけるぐらい当たり前のことに聞こえるかもしれませんが、実はほとんどの人がこれをできていません。
その理由のひとつは、【言葉の意味を決めていない】ことにあります。
あなたは『幸せ』『豊か』『相思相愛』『成功』『繁栄』『健康』といった言葉の【意味】を決めていますか?
ここでいう意味とは、辞書に載っているような一般的な意味のことではなく、あなたと潜在意識の間で使われているオリジナルの意味のこと♡
ここをはっきり決めておけば、潜在意識との意思疎通が非常にスムーズになるため、潜在意識がそれこそあなたの思う通りに働いてくれるようになります。
一般の書籍などにはあまり書かれていないことですが、引き寄せの法則を使いこなす上で非常に大事なスキルになりますので、ぜひじっくり読んでみてくださいね!
あなたはやっていない!?潜在意識が理解できない命令の伝え方
引き寄せの法則や潜在意識の使い方の勉強を始めたきっかけって人それぞれだと思いますが、やはり皆さん、何か叶えたいこと、うまくいかせたいことがあって始められた方がほとんどだと思います。
ただここでひとつ落とし穴と言うか、盲点があって、成功したい、人生をうまくいかせたい、幸せになりたいと思っている人のほとんどが、その言葉の中身をはっきり認識できていないし、設定できていないんです。
どういうことかというと、
- どうだったらうまくいったと思える?
- 何かどうなったら成功したと認定できる?
- あなたにとって幸せな人生って具体的にどんなもの?
そういった問いを投げかけられた時、ほとんどの方が口ごもってしまったり、具体性のないぼんやりとした答えしか出てこなかったりするんですね。
あなたの場合はどうでしょう?同じ質問をされたら、スムーズに答えられそうですか??
では、なぜこういった状態が問題になってしまうのでしょうか?
それは、そもそも潜在意識は人間の言葉を理解することができないため、潜在意識がわかる情報形態で命令を送ってあげなくてはならないから。
つまり、『うまくいく』『成功する』『幸せな人生を送る』といった漠然とした言葉のみ、臨場感のない一般的イメージのみでは、潜在意識には、あなたの要望がまるで伝わっていないんです。
潜在意識を味方にするには、 命令内容を潜在意識語に翻訳・最適化するべし
潜在意識が理解可能な情報形態というのは、 ズバリ体感です。 あなたが潜在意識に何かをオーダーするためには、その情報が【体感】もしくは【情動】といった形態にエンコードされていなくてはなりません。
ただ、ここでひとつ勘違いされがちなことがあります。
それは、「引き寄せの法則について書かれた書籍などでよくおすすめされている【ワクワク】や【ホッとした気分】などを感じればそれでいいのでは?」と安易に考えられてしまうこと。
大事なのは、体感を表す言葉そのものではなくその中身なので、問題は、その言葉に本人がどういった情報をどれだけ封入しているか?ということになります。
だから、一口にワクワクと言っても、 結局はそこにどういったニュアンスやフィーリングといったものが込められているか?どれだけそこに情報の厚みがあるかということが決め手になる訳で、自分オリジナルの情動が乗っていないペラペラの『ワクワク』では、やはり潜在意識の立場からすれば、何を話しかけられているのかがさっぱりわからない訳です。
私たち人間は、相手に何かを伝えたいと思う時、様々な言葉を使います。
たとえば、相手に自分の好意を伝えたいと思う時に使われるのは、『好きです』だったり『愛してる』だったり、はたまた、『ご飯食べにいかない?』や、『明日暇?』とかだったりする場合もありますよね?
けれど、片思いの相手に伝える『ご飯食べにいかない?』と、友達に気軽に言う『ご飯食べにいかない?』は、言葉のカタチとしては同じものですが、そこに内包されているフィーリング、つまり非言語情報というのは全く異なります。
潜在意識が読み取る情報というのは、まさにこの中身の部分のこと。
一口に『うまくいく』『成功する』『幸せな人生を送る』と言っても、個人個人が望む成功や幸せの体感というものは様々です。
そして潜在意識は、あくまで非言語情報の内容と厚みによって、私たちの命令を判断しています。
ですから、自分の望む体感をまず決めてしまわないことには、潜在意識は、あなたにとっての『成功』や『幸せ』を実現するための仕事に取り掛かることができないんですね。
さらに言えば、その体感というのも、私たちが実現させたい未来のディテールをエンコードしたものでしかありません。
【願望】という情報を体感という非言語情報に圧縮している訳です
そして潜在意識が『これを実現させろと言っているんだな』と判断するのは、あなたにとって一番臨場感の高い体感であり、その臨場感の高さというのは、体感に込められている情報量に比例しています。
つまり、どれだけ多くの情報量をその体感に込められるかが勝負なのだということ!
願いの情報密度を高めれば高めるほど、潜在意識はその命令を理解してくれる
潜在意識が理解可能な情報形態というのは、【体感】【情動】といった非言語情報。
けれども、それらはあくまで【願い】という情報がエンコードされたものでしかない。
つまり、そもそもの【願い】が、その人の中でかなり詳細に決められることで、それらの体感や情動といった非言語情報が、とても生き生きとした、情報密度の高いものになるという訳なんです。
なので必要なのは、
- 本当のところ、 自分はどうなったら一番嬉しいのか?
- どういう状況や展開を一番望んでいるのか?
それを自分の中ではっきりさせること♡
『なんとなく成り行きに任せて、結果、いい感じにまとまってくれたらいいな~』では、潜在意識としては何をどうしていいのか分からないため、本当に成り行き任せにラッキーを待つだけの人生になってしまいます。
潜在意識というのは、情報処理能力という面では、顕在意識とは比べ物にならないほど高性能であるため、しっかりと指示を与えてあげれば、その指示を遂行するために、とてつもない威力を発揮してくれます。
しかし、潜在意識には【自分の意志】というものがないため、本人から何の指示も与えられなければ、過去の焼き増しのような現実を作り続けるか、他者の言動や、状況の変化などに順応していくだけなので、人生の流れというのが、他者次第、外部の状況次第で決まるものになってしまうんです!!
これってすごくもったいないことだと思いません?
だから、きちんとあなたが指示を与えてあげること、しかも、潜在意識が理解しやすいように最適化した状態で命令を伝えてあげることが大事なんです! 潜在意識のことをよくわかってあげて、そして、ちゃんと意思疎通する努力をしてあげるんです。
ポイントは、願望の鮮明化、そしてどれだけ詳細にその内容を決められるかということになります。
ここで、どれだけ願望のイメージを膨らませられるかが、肝です。イメージを膨らませられるだけ膨らませる。情報を増やせるだけ増やす。そしてそれを、【体感】や【情動】といった形態にエンコードしてあげるんです。このステップをきちんと踏むことで、潜在意識にしっかりと伝わる命令となります。
まとめ 「体感」に落とし込めるまで願いを鮮明化し、潜在意識を味方につけよう
潜在意識への伝達手段としての【体感】【情動】というのは、言ってみれば圧縮ファイルみたいなもの。
欲しい現実という情報を【体感】という圧縮ファイルにして潜在意識へと伝える。すると潜在意識は、その圧縮ファイルを解凍して、元の情報をそこから引き出して読み取るという仕組みになっています。
言葉にすると何ともテンプレートな『ワクワク』や『ホッとした気分』も、潜在意識側がそれを受け取った瞬間に解凍処理をして、元の情報をそこから取り出す訳なので、結局は、圧縮前にあなたが用意したオリジナル情報(願い)が決め手になるんです。
大事なのは、体感の元になるオリジナル情報(願い)の鮮明化。
潜在意識に願望を伝える上で、ここが一番手を抜いてはいけないところ♡
『今、はたして自分は、どれだけの精度で潜在意識に情報伝達できているか?自分の潜在意識と、ちゃんとコミュニケーションできているか?』
あらためてここをしっかりチェックしてみると、願望実現の精度とスピードがグンと上がっていくはずです。
普段なんとなく口にしたり思ったりする、【成功】【幸せ】【うまくいく】といった言葉の中身。
それらをしっかり決めるという視点を持って日々を過ごしていくようにすることで、潜在意識の達人レベルは確実に上がっていきます。
今回の記事も、かなり奥義的な部分を語っていますので、ぜひ何度も読み返してみてくださいね!では!
引き寄せの法則のやり方 うまくいかない人の多くが間違えてしまっていること
潜在意識の使い方 願いが叶わない原因と引き寄せの法則を使いこなすコツ
潜在意識を使って人間関係を変える方法 ぞんざいに扱われる私という無意識の選択をやめる
特定の相手の潜在意識に働きかけて恋愛成就する方法 基礎編
現実が動かないときは、ここをチェック!潜在意識へのオーダー法 恋愛編
あなたの潜在意識は、既に相手と繋がっている
運気が動き出す断捨離のやり方 断捨離が持つ不思議な効果の仕組みとは?
お金を引き寄せる!潜在意識の未来設定修正のコツ
お金を引き寄せる潜在意識の使い方 やりがち失敗ポイント徹底攻略!
「すべてはうまくいっている」の意味を徹底解説! 潜在意識と現実創造の仕組み
世界=自分とは?潜在意識の達人が認識の変更で現実化を起こす思考過程を解説