「いつも周囲に気配りをして、明るく振る舞っているのに、なぜか人からぞんざいに扱われているような気がする…あの子は普通にしているだけで、みんなにあんなに大切にされているのに…」
「どうして私は、彼に大切にされないんだろう?あの子はあんなに尽くされて、大事にされてるのに…」
大切にされる人と自分との差って、一体何なんだろう?
そんな疑問がふと頭をよぎったこと、ありませんか?
やや一般論的な場だと、相手に大切にして欲しかったら、まず自分が相手を大切にすること、といった、少しお説教じみたアドバイスがされることもありますが、実は、この両者の差違というのは、あれをやってあげればこうなる的な、そういった単純なものではないんです。
その答えは、潜在意識内に格納されている非言語情報にあります。
これまで、恋愛テクニックや、会話術、駆け引き術など、コミュニケーションにおける様々なテクニックを学んだけれど、うまくいかなかったという人も、そういったテクニックの裏側にある、非言語情報の重要性がわかれば、どうしてこれまで、望んでいない扱われ方をされてしまっていたのか?どうすれば、大切にされる人になれるのか?それらの謎の答えが明確に見えるようになります。
今回の記事では、恋愛はもちろん、あらゆる人間関係の悩みを根本から解消する、特効薬的な知識をシェアしていきます。
大切にされる人とされない人の違いとは?
相手から大切にされる人とされない人の違い、それは、それぞれが潜在意識の中に持つセルフイメージの相違になりま
私たちは普段、自分が関わりを持っている相手と、実は潜在意識レベルで、セルフイメージに関する情報のやり取りを、それこそ毎瞬毎秒絶え間なく行っています。
これは決してオカルトなことを語っているのではなく、私たちが日々交わす言葉、行動、表情などといった、目に見える部分でのコミュニケーションの裏でやり
つまり、脳が自然と受け取ってしまう相手への印象が、それにあたります。
「親切そうに見えるけど、なんだか裏がありそう」とか、「
相手の潜在意識に伝わるのは、非言語情報としてのセルフイメージ
つまり、大切にされる人というのは、
ですから、それを変えるには、潜在意識の中にある、非言語のセルフイメージを書き換えればよいということになります。
ただ、セルフイメージを書き換える上で、ひとつ勘違いしてほしくないことがあります。
つまり、ちゃんと潜在意識に伝わる言語で、それを潜在意識にオーダーしなくてはならない訳です。そして、その潜在意識に伝わる言語というのが、非言語情報であるところの、体感なんです。
コミュニケーション術や恋愛テクニックなどを学んだけれど、うまく
その人の表面的な言葉や行動というのは、非言語を伝えるためのツールもしくは包装紙のようなものでしかなく、相手に伝わるのは、どこまでも、その中身の非言語情報であり、相手に対して、こう言ったら、これをしたら、好かれる、大切に扱われるといった、単純なハウツーは、実は本音レベルでは通用しないんです。
それというのも、人の脳には、潜在意識という、非言語情報の送受信システムが備わっているが故のことなんです。
潜在意識に、嘘は通用しないんです♡
潜在意識を使って人間関係を変える方法 「人からどう扱われるか?」は自分で決められる
人からなぜか雑に扱われてしまう人というのは、実は、大きな見落としがあります。
それは、相手からどう見られるか、どう扱われるかというのは、自分で決められるということです。
そもそもこういった認識がないために、過去に何かをきっかけに持ってしまった自分に対する印象というものを、無意識で持ち続けてしまい、なんと!それを自分から周囲に非言語で伝え続けてしまっている状態なんです。
潜在意識には自分の意志というものがなく、通常は、過去の記憶や情報によって、自己への認識、つまりはセルフイメージというものを極めて受け身的に決定しています。
ここ、少し説明すると、「あのときあの人にこういうことを言われた。だから、私という人間は○○なんだ!」といったように、特定のシチュエーションにおいて、特定の相手にされた自分への扱いから感じた印象というものを、自分のキャラクターそのものであると思い込んでしまっているんです!
意外かもしれませんが、潜在意識って、こうやって、特定の事例から続々と認識パターンを作り上げ、そのまプログラム化してしまってるんですよね
だからこそ、「今、自分はどんなセルフイメージを持っているか?」それを一度、顕在意識のテーブルに上げ、意識的にデザインし直してあげない限り、同じセルフイメージが延々と維持され続けるか、もしくは過去と同様に、外部からの刺激によって書き換えられてしまったりということが続きます。
逆に言えば、人間関係において何かしらの理不尽を感じた時こそが、セルフイメージを顕在意識化するチャンスであるとも言えます。
つまり、現状のセルフイメージに違和感がある、書き換えたい部分があるということなので、そこを顕在意識化し、自分が本当に望むものにデザインし直してあげればいいんです。
セルフイメージをしっかりとデザインできたら、後はそれを非言語情報として自分の潜在意識に伝えてあげれば、あなたの在り方そのものが新しいセルフイメージに同化します。
すると今度は、そのあなたの新しい【在り方】が、非言語情報としてのあなたのセルフイメージを周囲の人たちの潜在意識に伝達してくれるので、その新しいセルフイメージにふさわしい扱い方を周囲が自然とするようになるという仕組みなんです。
ですから、こうした、お互いの潜在意識同士の水面下の情報伝達を意識化し、そこに直接手を加えてしまうという、極めて根本的な非言語コミュニケーションスキルを身に付ければ、不自然な恋愛テクニックや人間関係における駆け引きといったツールは、全く不要なんです。
まとめ 人は「自分が決めた」セルフイメージ通りの扱いを引き寄せている
私たちの潜在意識は、非常に情報処理能力が高く、相手のセルフイメージを、非言語情報として、知らず知らずのうちに繊細に読み取っています。そして、相手が持つセルフイメージ通りに、その人を扱います。
恋愛テクニックや駆け引き術などは、言ってみれば、「セルフイメージの高い人のように相手に印象付ける言動」を演出として作為的にやるようなものなので、結局は、高いセルフイメージの非言語情報がそこに伴っていなければ、テクニックの効力というのは発揮されません。
低いセルフイメージの非言語情報を潜在意識に抱えたままテクニックを実行すれば、相手の潜在意識には、わざとらしさやコントロールとして、むしろマイナスに伝わってしまいます。
大切なのは、周囲からどんな存在として受け止められたいのか、どういう風に扱われたいのか、それをあなた自身が先に決めてしまうことです。
相手からの扱われ方で自分のセルフイメージを決めるのは、他者にあなたのセルフイメージの決定権をゆだねているようなもの。
潜在意識の特性を押さえれば、自分の行き先は、自分の意志で決められるようになります。
そして、相手が自分をどう見るか、どう扱うかすら、自分で決められます。
あなたが潜在意識レベルで決めたこと、保持している情報は、相手の潜在意識にも、非言語情報として自然に伝達しています。
この仕組みをしっかりと理解し、「雑に扱われる人」、「軽く扱われる人」といった、不本意な役回りの裏に隠されていた、あなたの非言語情報を意識化し、自分好みにどんどんデザインし直していきましょう!