「手放すと戻ってくる」
「元彼への執着がなくなったら、不思議と連絡が来た」
恋愛引き寄せで、よく目にする話ですよね♡
けれど、いざ相手への執着を手放そうと思っても、
- なんだかそれって、もう彼のことを諦めるみたいで、怖くてなかなか手放せない。
- 私が彼を手放してしまったら最後、どこかへ行ってしまうような気がする…(涙)
- そもそもどうして相手への執着を手放すことで、自分の元に戻ってくるのだろう?そこがわかったら、もっと楽に彼への執着を手放せるんだけどな…
今回は、そんな疑問や悩みを持つ人向けの記事になります。
手放すと戻ってくる(というかむしろ進化して戻ってくる♡)、その意味と引き寄せの仕組みについてわかりやすくお話ししていきますね。
手放すと戻ってくるって、どういうこと?
まずそもそも本当に、相手への執着を手放すことで自分の元に戻ってきてくれるのか?
この答えは、その人があなたにとって必要な存在であれば、必ず戻ってきます♡
あなたの未来にとって相手が「必要な存在」であれば、手放してもベストタイミングで戻ってくる
この「必要」というのがポイントで、厳密に言うなら、あなたが望む未来にとってその人が必要不可欠なパーツであれば、一度離れたように見えたとしても、ベストのタイミングで再びあなたの世界に戻ってくるという仕組みになっています。
実は恋愛に限らず、友人でも仕事でも物でもお金でも、それがあなたにとって本当に必要なものであれば、何度手放したとしても、必ずあなたの元に舞い戻ってくるんです♡
どういうことかというと、実は私たちの潜在意識が現実化するのって、「物」や「人」そのものではなく、その人が持っている「世界観」だからなんですよね。
つまり、「その人が世界をどのようなものとして観ているか?」という部分。
その世界観を三次元上で具現化するために必要なものを、ありとあらゆる手段で潜在意識があなたの元に運んできている訳です。
これが、引き寄せの法則と潜在意識による具現化の仕組み。
まずはここがすべての大前提となりますので、よーく頭に入れておいてくださいね♡
これを踏まえた上で、人と人との出会いや縁が、一体どのようにして成立するのかと言うと…
それは、お互いが観ている世界が交差した時なんです。
引き寄せの法則における出会いと別れの仕組み
観る世界を共有している時、人と人はその関係性を維持し続けます。
そして、観ている世界がズレ始めた時、お互いの世界において、必然的に相手の存在が必要なくなってしまうため、別れが訪れたり、疎遠になったりといった現象が起きてくるんですね。
これが、引き寄せの法則における出会いと別れの仕組み。
ここまでOKでしょうか?
でね、もしも今あなたが、大好きな彼や大切な誰かと一時離れなくてはならないような状況になっているとしたら、
「どうしてその現象が必要になったのか?」
その部分にぜひ着目してみて欲しいんです♡
あ、もちろん、あなたが何か間違ったことをしたから別れが現象化したんだ!とか、そういうことではないですよ!
あくまであなたがあなたに対して起こしていることですので、けっしてバチを当てるために起こしてる訳ではありません(笑)
なぜ別れが必要になったかというと、それは、あなたが観る世界を更新したくなったからなんです♡
言い換えるなら、今相手と共有している世界を更新するために、今の相手との関係を一度手放したくなったということ。
もしも今、別れたい訳ではないのに、大切な誰かと離れなくてはならないような状況にあるのだとしたら、あなたが心の奥底で手放したいと望んでいるのは、実は相手ではなく、今あなたと相手が共有している世界の方なんです。
相手への執着を手放すと戻ってくる仕組み
それなら、どうすればまたその大切な相手と縁をつなぐことができるのか?
それはズバリ、「今の相手」を手放すってことなんです。
「今の相手」という情報は、本当の望みを認識する上で制限になる
人の在り方というのは、その人が選んでいる世界観(その人がどのように世界を見ているか)と一対になっています。
(在り方と世界の関係性については、こちらの記事でくわしく解説しています)
つまり、「今の彼」そして「今のあなた」を握りしめたまま共有する世界を更新する事は不可能だということ。
「今の彼」を一度意識の上で手放さないことには、「今の彼」という情報自体が現状打破への足かせとなってしまうため、本当に望む新しい世界を自分の中に構築することってほぼ無理なんですよね。
これ、一体どういうことかと言うと、
- 彼は、こういう人だから。
- こういうのは、彼の好みではないから。
- 彼はきっとこういう事には、同意してくれないはず。
- 彼の仕事上、こういう場所に住むのは無理。
- こういうことには、彼のご両親がきっと納得してくれない。
といった前提があると、自分が本当にしたいことや、将来的に二人で送りたい本当に望むライフスタイルといったものを自分の中で封じ込めてしまって、未来への意図として出せなくなってしまうんです。
じゃあどうすればいいかってことなんですけど、「今の彼」という存在は一度手放して(頭から追い出して)、「そもそも自分単体としては、どういう未来が欲しいのかな?」という視点で考えてみるんです。
あ、自分単体と言っても、「自分ひとりで過ごす未来」ってことではないですよ!(笑)
そうではなくて、相手がどういう人かとか、相手の都合といったことは抜きで、「純粋に自分自身はどうしたいのか?」「それを叶えるために、どういうパートナーシップが必要か?」を一度、一切の制限なしで考えてみるっていうことなんです。
ここ、恋愛引き寄せにおいてものすごーーく重要なところなんですけど、この視点で自分の望みや欲しい未来を考えたことのない人が、実は大半なのではないかなと思います。
あなたが本当に欲しい恋愛関係、本当の本当に欲しい未来を創るために、潜在意識があえて別れという現象(現状のコンフォートゾーンの破壊)を起こしたのに、「今の彼」や「今の関係性」に執着し続けてしまうと、 皮肉にも自分の本当の願いを認識できなくなってしまうんですよね。
だからこそ、「今の彼」を手放すんです♡
「今の相手」への執着を手放すことで初めて、本当に欲しい未来、本当に欲しい恋愛関係を認識し、それを意図として放つことができるからです。
この新しい世界が自分の中に構築されることで、その世界を具現化するために必要な人や物、事象があなたの世界に引き寄せられてくるようになります。
その「必要な人」は、今まさに離れ離れになろうしている彼かもしれないし、まったく新しい別の誰かかもしれません。
どちらにせよ、必要な相手が必要なタイミングで、あなたの世界に配置されていきます。
あなたの世界に相手が戻ってくるためには、新しい「役割」が必要
ちなみに、もし「やっぱり彼がいい!」という場合は、あなたが彼に新しい「役割」を与えてあげることが必要になります。
その世界の中での「彼の配役」を決めてあげるんです。
つまり、どういう彼として再登場して、どういうパートナーシップをあなたと構築していくかという部分を決めるということ。
そうすることで、彼はあなたと再び世界を共有することができるようになります。
決め方のコツを挙げておくと、
- そこに「しっくりくる感覚」があるかどうか?
- その役割をしている彼は「彼らしい」とあなたが感じられるかどうか?
- その彼といる自分を「自分らしい」とあなたが感じられるかどうか?
あくまであなたの感覚的にカチッと噛み合う感じがあるかどうか?が鍵になりますので、そこを基準に、自分のイメージ世界をよーく内観してみてくださいね。
相手への執着を手放すとは、「今の彼」ではなく「本当に欲しい世界」に視点を移動させること
以上が、相手への執着を手放すと戻ってくる恋愛引き寄せの仕組みになります。
要は、「今の彼」「今の関係性」という、もう既に古くなっている情報に引っ張られないことが大事だよってことなんです♡
フォーカスするべきは、「今の彼」ではなく「本当に欲しい世界」の方であり、「その世界の中にいる彼」の方だよということ。
これは、片思いでも復縁でも不倫でも、すべて同じになります。
そして、この手放すと戻ってくる引き寄せの仕組みの一番すごいところって、「今の彼」や「過去の彼」のまま戻ってくる訳ではなく、「進化した彼」として戻ってくるっていうところなんですよね♡
なぜなら、あなたの内面世界の波動に同調した人や物がそこに引き寄せられてくる訳なので、観る世界を更新するということは、そこに戻ってくる彼の在り方も、新しい世界に同調したものへと変わることになるからです(在り方と世界は常にワンセット、と覚えておいてくださいね!)
この仕組みを一言で言ってしまうと、私たちの潜在意識(無意識領域)には同調性があるからなんですよね。
私たちの無意識は、言葉を交わす交わさないに関わらず、実は非言語で常にお互いに影響を与えあっていて、内側に持っている概念やイメージといったものをお互いの脳内に転写し合っています。
「空気を読む」「その場の空気に流される」「いい雰囲気を感じる」「嫌な空気を感じる」「不安が相手に伝わってしまう」「場の空気を支配する」といった言葉は、まさにこの非言語的コミュニケーションを表したものになります。
つまり私たちは、常に相手を自分の世界に巻き込んだり、逆に相手の世界に巻き込まれたりを繰り返しながら、観る世界(内面世界)を共有しているんです。
そして、恋愛引き寄せでやってることって一体何なのかって言うと、意図なく相手の世界に巻き込まれる立場をやめて、意図的に自分の世界に相手を巻き込む立場に移行するっていうことなんです♡
意図なく相手の世界に巻き込まれるというのは、たとえば、「今の彼」や「過去の彼」を見て、そこから「制限された未来」を自分で無意識に決めてしまっている時のこと。
そっけない彼を見ては、「今後もうまくいかない二人」という世界を観てしまっている時なんかがまさにそうで、「目の前の彼」や「過去の彼」をあなたの未来の決定者にしてしまってるんですよね。
目の前の相手や過去の相手に執着している時、私たちは必ず相手の世界に巻き込まれています。
この状態だと、私たちは自分の未来を自分で決めることができません。
なぜなら、向き合う相手を間違えてしまっているからです。
向き合うべきは、「今の彼」でも「過去の彼」でもなく、「進化した彼」の方ですよ!(笑)
あなたが「従来の彼」として観続ける限り、彼は「従来通りの彼」としてしか、あなたの世界に登場することができません。
ここ、けっこう難しく感じる人が多いところなので、最後にポイントをお伝えしておきますね!
相手への執着の上手な手放し方とは?手放した彼が進化して戻ってくる秘策
どうすれば「今の彼」ではなく「進化した彼」に向き合うことができるのかと言うと、それは、あなたの中に「大切な人を巻き込んであげる世界」を作っておくっていうことなんです。
そもそもこれがないまま、誰かを巻き込もうとするのって、不可能なんです。
いくら相手を巻き込みたくても、「巻き込む場所」がない訳なので(笑)
だからこそ、多くの人が「巻き込まれる側」の立ち位置に無意識に立ってしまってるんですよね。
あなたが自分の中に「本当に欲しい世界」「本当に望む関係性」を純度高く作り上げることで、巻き込まれる側から巻き込む側へと立ち位置をシフトすることができます。
恋愛において実は本当にエネルギーを注ぐべき部分はここで、むしろここさえ完成度高く構築できてしまえば、今の彼の気持ちがどうとか、連絡がどうとか、そういうのって一切関係ないんです。
だって、彼の気持ちも彼の登場の仕方も、すべてあなた次第で決めることができるから。
※「相手の気持ちを決めること」については、こちらの記事でより詳しく解説しています。
ここがつかめてくると、相手に対する執着って、無理に手放そうとしなくても次第に薄れてくるようになります。
自分が本当に欲しかったのは相手そのものではなく、相手と作り上げる世界の方だったのだとわかってしまうからです。
つまり、自分の中での相手の重要度がスコン!と下がるんです(笑)
重要度が高い相手だと、私たちはどうしても相手の世界に巻き込まれがちですが、そういう相手がいる時こそ、欲しい世界を意図的に決めることがより一層重要になってきます。
今、相手への執着が手放せなくて苦しく感じている人は、
「自分単体として本当に欲しい恋愛関係ってどんなものなのかな?」
ここをぜひじっくり掘り下げてみてくださいね。
そこが本当に見切れた時、相手への執着って驚くほど薄れているはずですし、そこから一気に現実が動き出すはずです。
彼が喜んで舞い戻ってきたくなるようなとびきりの世界を、楽しみながら作ってみてくださいね!
では♡