潜在意識の好転反応を知る 嫌なことの発生は願いが叶う前兆現象

引き寄せの法則のやり方

私たちが今より幸せになりたいと心から望み、理想の状態への意図を放った瞬間から、潜在意識はダイナミックに現実を動かし始めます。

その一連の現象が、潜在意識の好転反応です。

そしてそれは、私たちの目から見て、とても好ましい状況の変化に見えることもあれば、現状がどんどんと悪化し、望んでいることとはまるで逆のことが起きているように見えることもあります

想定外のトラブルが続いたり、さらには、それまで積み重ねてきた努力がすべて水の泡になるなど、嫌なことが次々に降り掛かってきているように感じられるため、多くの人はここで意図を切ってしまい、欲しい現実の引き寄せに失敗します。

本来であれば、願望が成就するまさにその直前で、現状維持ルートへパラレルを戻してしまうんです。

このタイミングさえ見誤らなければ、願望はほぼ百発百中で叶うようになっていきます。

今回は、この好転反応の読み解き方と、その対処法について、じっくり解説していきますね!

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潜在意識の好転反応が起こる意味と引き寄せの仕組み

潜在意識の好転反応の正体は、現状(現在のコンフォートゾーン)の破壊

私たちがより良い現実を望んだ時、その過程として起こることの一つに、現状(現在のコンフォートゾーン)の破壊があります。

そう、現状打破するためには、当然ながら一度現状というゲシュタルトが破壊される必要がある訳です。

それは時に、長年慣れ親しんだ自分の居場所がなくなってしまうようなことであったり、また、これまで当たり前だと信じてきたものが崩壊するといった、いわばアイデンティティクライシスに陥るようなものであったりと、 非常に苦しい状況である場合があります。

ですが引き寄せの法則の本質がわかっていると、なぜそういった嫌なことが起こるのか?それが瞬時に理解できるようになります。

引き寄せの法則によって願いが叶う仕組みとは?

引き寄せの法則によって願いが叶う仕組みとは、自分の在り方が変わることによって、 それに付随する現実が変わるというもの。

そして【ネガティブなこと】というのは、現在の自分の在り方が持つ、思考の制限の投影なんですよね。

つまり自分の在り方がクラスアップすることによって、現在の自分にとっては問題と見えることが、問題ではなくなるんです。

潜在意識の好転反応は願いが叶う前兆!嫌なことが起きた時の対処法

しかし好転反応が起こった際、現在の自分の在り方をかたくなに握りしめたままでいると、本来は願いが叶う前兆であり過程であるはずの一連の現象が、本人の目には「現状を破壊する嫌な出来事」にしか見えないため、その問題自体を解決しようと必死に努力し、結果、現状を維持してしまうという、なんともトンチンカンな立ち回り方をしてしまいます。

そうではなく、 現在の自分にとって一見ネガティブ(嫌なこと)に思える現象は、実は、それをどう捉えるか、どう利用するかで、「問題」という形から「願望が成就するためのルート」に瞬時に転換されるんです。

在り方とは、「目の前の現象に対して、自分がどう解釈し、どう出るか」という、一連の思考システムのこと。

つまり、嫌なことが起こったその時こそが、在り方をシフトする、つまりパラレル移動の大チャンスなんですよね。

一言で言えば、問題と思える現象に対し、従来の自分とは違う出方をするだけ、なんです。

それだけで、パラレルは変わるんです。

ここを間違えると本っ当ーーーーーーーにもったいないので、よくある好転反応のパターンについて、以下で挙げていきますね!

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潜在意識の好転反応にはどんなものがある?ジャンル別に実例を解説

それでは、実際によく見られる好転反応と、その読み解き方のポイントを、ジャンル別にご紹介していきます。

多くの人がはまりやすい失敗例も併せて解説していますので、落とし穴にはまらないよう、ぜひ参考にしてくださいね!

好転反応 仕事編① 職場環境が悪化する

大幅な収入アップや仕事でのステップアップを潜在意識にオーダーした場合、一時的に職場環境が悪化することがよくあります。

本来であれば、職場環境が今より良くなって、どんどん昇給していくという流れでいいはずなのに~!と思うかもしれないのですが、潜在意識側が願望の実現ルートとして、現在の職場を離れるのが最善策だと判断した場合、その変化をあなたに起こさせるために、周囲の人たちの潜在意識と協調して、職場環境を悪化させにかかるんですね(笑)

これを本人側が現実の好転反応であると気がつけないと、高確率で現状維持するための努力をしてしまうので要注意です。

つまり、潜在意識側は所属する職場を変えることで、大幅な収入アップや仕事環境の改善というルートを提案してるにも関わらず、顕在意識側の私達が「現在の職場での収入アップ」というルートしか認識できていなかったりすると、目の前の事象をネガティブなものとしか知覚できないため、「潜在意識に願望が伝わっていない」「引き寄せの法則がうまくいっていない」と勘違いを起こし、そこで意図を取り下げてしまうんです。

ここで思い出してほしいのですが、引き寄せの法則というのは、「願いが当たり前に叶う自分」になることによって、その自分に現実を付随させる形で願いを叶える仕組みです。

ですから、現状が大きく変化するようなことが起こった時に、その状況をどの自分として解釈するかということが、願望実現できるかどうかの分かれ道になるんです。

そう、「叶って当たり前」の自分であれば、当然、職場環境の悪化は願いが叶う前兆であると理解し、その前提で現実的な行動選択につなげていくはずですよね。

逆に、「叶えられない自分」視点で現象を解釈したならば、叶えられない行動選択をしてしまうことになります(涙)

つまり今この瞬間「自分はどちらの自分として現象を捉えているのか?」それを明確に意識化し、そして「どの自分として出るのか?」そこを意識的に決めることが、好転反応を軽やかに抜けて望む現実に到達するための鍵になるということなんです♡

好転反応 恋愛編② 相手との関係が悪化する

彼に愛される現実、彼にとって世界一大事な女性になる現実を意図したはずなのに、現実を見ると、なぜか逆に彼がどんどんそっけなくなっていったり、あなたを悲しませるようなことを平気で言ってきたり、 他の女性の影がちらついたり。

これらは一見、単に引き寄せに失敗しているだけかのように思われがちなのですが、実はこれらも、好転反応であることが多いんです。

こういった現象に対する読み解きは、かなり複雑で上級のもののように見えて、実はその構造は、とてもシンプルです。

それは、そもそも彼との恋愛成就に対する意図が、漠然と「両思い」とか、「うまくいく」「愛される」といった、情報的に厚みのないものになってしまっていて、肝心の「彼との関係性」の部分が曖昧なままになってしまっている、もしくは、自分が本当に望んでいる関係性とは大きくズレてしまっている時に、キツイ好転反応が起こりやすいということ。

ここで言う関係性とは、単に、彼氏や彼女、夫や妻といった一般的な役割名のことではなく あなたが本当に心地よいと感じられるような彼とのお付き合いの仕方が設定できているかどうかという意味合いでの関係性になります。

特に気を付けてほしいのが、片思いや一度お別れした状態から新たに両思いを望む場合、ほとんどの人がついつい「彼に好きになってもらう」立場に自分を置いてしまうことです。

そういった時、人は無意識に自分の在り方を、「自分がなりたいかどうか?」ではなく、彼ありきで決めようとしてしまいます。

彼に好きになってもらうため、彼の好みに合わせて自分を変えようとしたり、彼の生活スタイルや将来設計に合わせて自分の生活を変えようとしたりといったことを、本当に無意識にしてしまうんです。

けれどそれは、自分が本来望んでいる自分の在り方とは大きくズレてしまっていることが多く、すると潜在意識は、現在の彼との関係性を悪化させるという形で、あなたにその願いのズレを知らせようとしてきます。

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言い換えるなら、実はあなたが本音の部分で、今の二人の関係性や自分の在り方を嫌だと思っているということ。

この状態のままうまくいかせる訳にはいかない!…と言うか、うまくいったら困る!(汗)」というのが、潜在意識部分のあなたの訴えなんです。

そう、つまり、愛し愛される彼との未来を、あなたが本当に望み始めたからこそ、「現在のあなたと彼という在り方のままでは、その実現は難しい」と潜在意識側が判断したということなんです。

だからこそ現状のコンフォートゾーンに亀裂を入れることで、そこから抜け出すきっかけをあなたに投げかけてきているんです。

この人と人との関係性というのは、【場】とも言い換えられます。

人間関係というのは実は、まず最初に【場】の設定があり、その設定内容に応じて、そこに紐付く役割を各人が無意識に読み取り、担当するようになっています。

おそらくどなたも思い当たるところがあると思うのですが、仕事の場、生活の場、恋愛の場、遊びの場、プライベートな場、社会的な場など、私たちは、その場その場に応じたキャラクターを無意識にまとって生活しているんです。

ですから、もしあなたが新しい関係性を意図的に設定し直したならば、 あなたと彼の在り方も、その設定された【場】に応じたものに自動的に変化していくということになります。

現状のあなたと彼ではなく、新しいあなたと彼として、新しい関係性を作っていくことになるんです。

現状のあなたと彼という関係性、つまり、現在のあなたと彼が作っている【場】が一度破壊されることで、新たな【場】へと双方が移行するきっかけになるということ。

この【場】の移動と、それに伴う【あなた】や【彼】という情報(在り方)の変化が、いわゆる、パラレル移動と呼ばれるものになります。

この辺り、本当に構造的に理解しようと思うとけっこうややこしくなってしまうのですが、まずはシンプルに、二人の関係性が悪化した時というのは、「新たな関係性を設定した方がいいよ!」と潜在意識側から提案されているのだと解釈していくようにすると、徐々に現象が読み解きやすくなっていくと思います。

 

好転反応 全般編③ 体調が悪化する

また、これは特定ジャンルに限った現象ではないのですが、日常生活に支障が出るほど体調が悪化することもよくあります。

私の場合は、腰痛になったり、強い眠気が続いて仕事の効率が下がったりなんていうことが多いです。

身近な人に聞いた例だと、歯の治療が発生したり、口内炎ができたりなんていうことも多いようです。

体調を崩す事が現実の変化に与える意味というのは、もちろんケースバイケースなのですが、一番多いパターンとしては、自分の盲点を外させるためのサインを潜在意識が出していたり、もしくは、強制的に本人の現在の活動を制限させたりしているパターンです。

新しい現実へのパラレルシフトは、私たちの在り方が変化することによって起こります。

つまり潜在意識の提案としては、現実を変えるにあたって、それに相応しい思考へと変わる必要があると言っている訳です。

例えば、夢を叶えるために一生懸命努力している最中に体調不良が起こった場合、「努力の方向性を変えてみようよ!もっと良いルートが他にあるよ!」というのが潜在意識からのメッセージであることが多いです。

嫌なことを我慢して必死に努力していたり、自分一人で色々と背負い込みすぎていて、他力を借りるという視点がなかったりする場合です。

こういった時というのは、過去に作られた思い込みから非常に視野が狭くなってしまっていて、本来は無数にある叶え方のルートが、本人の目にはたった一つしか見えていなかったりします。

この思い込み(思考の制限)を外すことで、それまで見えていなかった想定外の実現ルートが、急に視界に入ってくるようになります。

けれど思い込みを握りしめたまま、それまでのやり方でなんとか願いを叶えようとしていると、逆に願望成就がどんどん遠ざかったり、さらに体調が悪化してしまったりもするので、要注意です!

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潜在意識の好転反応が終わるまでの期間はどれくらい?

潜在意識の好転反応が終わるまでの期間は状況により様々ですが、一つ確実に言えるのは、好転反応を単にネガティブなものと勘違いしてしまい、現状の崩壊を食い止めようとしてしまうと、潜在意識と戦う形になってしまうため、その期間が非常に長引いてしまうということ。

もし仮に、必死の努力の末、一度は問題が沈静化したように見えても、現状打破したいという自分の本音は心の奥底でくすぶり続けるため、その願いが現象として完了されるまで、同じような問題が繰り返し目の前に現われることになります。

ですから好転反応の期間をスムーズに抜けるためには、現状破壊の流れに逆らわず、いかにその現実の流れを、自分の願望実現につなげていくかという思考が必要なんですね。

潜在意識の好転反応は一種の成長痛のようなものなので、自分の在り方さえ変化してしまえば、好転反応もその後すみやかに終了していくことになります。

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潜在意識の好転反応を抜けるコツは問題(現状の破壊)と戦わないこと

潜在意識の好転反応は一見、何とも意地悪なことのように思えますが、これは何も潜在意識が私たちに試練を与えるために起こしているものではなく、私たちを現状に縛り付けている思考の制限、つまり盲点を外すために、潜在意識がきっかけを投げてくれているに過ぎません。

願望は本来、顕在意識と潜在意識が同じ方向を向いていれば、自然と叶うようになっています。

けれど潜在意識による現状打破の動きを誤解し、好転反応(現状の破壊)と戦うような姿勢を見せてしまうと、なかなか願いが叶わないばかりか、非常に苦しい時期を長く過ごすことになってしまいます。

これまでなかなか現実が動かなかった、状況が変化しなかったという人も、好転反応を理解し賢く利用することで、それまでの長い停滞期間が嘘のように飛躍的に変化していきますので、ぜひマスターして、潜在意識の達人になっていってくださいね!

 

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