「悪口を言われると、運気が上がる」
スピリチュアルや運気について学ぶ中で、目にしたことのある人も多い教えではないでしょうか?
とはいえ、誰しも悪口なんて言われたくないし、言われないに越したことありませんよね♡
もちろんこれは、「悪口上等!運気が上がったもん勝ちなんだから、どんどん悪口言われちゃおう!」とか、そういう意味ではまったくありません(笑)
でも確かに運気の変わり目に来ている時に一時的に周囲から悪口を言われてしまうというのは本当によくあることなんです。
「人の悪口を言うと運気が下がる」ならなんとなくわかるけど…悪口を言われると運気が上がるのはなぜ?メカニズムが気になる!
今回はそんな疑問を持っている人に向けて、悪口や陰口・意地悪と運気の関係性についてお話していこうと思います。
この運気と人間関係のメカニズムを知ることで、人間関係のトラブルを最小限にしつつ、欲しい未来を軽やかに手に入れていく運気アップの秘訣がわかりますよ!
- 最近周囲の人たちと揉めてしまうことが増えていて…運気が下がってきてるのかな…?
- なぜか周りから悪口を言われているみたいで、自分でも原因がよくわからず悩んでいる。
こんな人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
悪口を言われると運気が上がるメカニズムとは?
まず、「悪口を言われる=運気が上がる前兆現象」なのかというと、もちろんこれは必ずそうなるということではなく、今目の前で起きている現象(前兆)から運気の変わり目を的確に読み取ること、ここが大切になってきます。
わかりやすくざっくり分類すると、「なぜか人から悪口を言われたり意地悪されてしまう時」というのは、
- 運気が下がっているために悪口を言われている。
- 運気が上がってきているために悪口を言われている。
この2パターンになります。
あ、ただし、もし「運気が下がっているから悪口を言われているパターン」の方だったとしても、そこで落ち込む必要はまったくないのでそこは安心してくださいね!
「今自分に起こっているのはどちらのパターンなのか?」それによって対処法が変わってくるというだけの話で、どちらのパターンであったとしても、運気を上げるきっかけに変えてしまうことは可能です。
じゃあ自分の場合はどっちなのか?それを見極める方法はとても簡単!
「今の自分を自分自身が好きと思っているかどうか?」
ここを見るだけで一発でわかるんです♡
運気の変わり目に人間関係が悪化しがちな理由
人間関係って、良くも悪くも近い周波数の者同士で出会い、そして関係性を構築していくことによって作られています。
学校や職場、家庭など、ある空間を共有することで、元はバラバラだった人たちが共に時間を過ごしたり、共同体意識を持つように、実は目には見えない情報レベルでも「場」というものを親しい人同士では必ず共有してるんですね。
なので、そもそも違う周波数の者同士では人間関係自体が構築されないし、出会うことすらなかったりするのですが、元々は非常に近い周波数だったけれど、どちらかが変化し始めたという場合、
- だんだんと一緒にいることに居心地の悪さを感じ始める。
- ちょっとしたいざこざが増え始める。
- 悪口や陰口を言ったり言われたりする。
- 意地悪をしたりされたりする。
という風に、情報的なズレが次第に物理現象として顕現するようになります。
超重要!運気を停滞させる視点と運気が飛躍的に上がる視点
でね、嫌なことが起こった時、「悪いのは自分?それとも相手?」という視点でついつい考えてしまいがちなのですが、実はここで必要な視点って、「良い悪い」ではなく「合う合わない」の視点なんです。
つまり、「今自分が身を置いている場は、果たして自分を活かせる場なのかどうか?」その視点で現状を見極めるタイミングに来ているのだということ!
良い悪いの視点だと、「自分が折れるか?/相手が折れるか?」という二択思考となり、結局はどちらかに無理や我慢をさせる妥協案的な解決策しか見つかりません。
そして何よりこれだと、自分の世界の天井が外れないため、どう転んでもそこそこレベルの現実しか手に入らないんですよね。
結果的に自分の運気を停滞させてしまう訳です。
そうではなく、まずは「勝ち負け」「良い悪い」の視点から抜けること。
これって一見ただの綺麗事や偽善ワードのように思えるかもなんですが、実はそうではないんです(私は以前、めちゃめちゃそう思っていました・笑)
一言でいうと、ステージを上げる(現状から一つ上の世界に抜ける)ための必殺技なんです♡
悪口を言われた時のスピリチュアル的対処法①
なのでもし「今の自分が好き」と思えている状態で、かつ周囲との不協和音を感じるようであれば、やるべきは「折り合う(現状を維持する)」ことではなく、「次に行くべき場所を決める(現状を打破する)」ことということになります。
ここで意識するべきポイントは、いきなり物理的にどこに行くか?というところから考え出さないこと♡
職場を変える、友達を変えるという「物理の部分」をいくら変えたとしても、肝心の「情報(周波数)の部分」が変わっていなければ、それはただ相手や場所を変えて同じステージをぐるぐるしているだけなので、結局また同じようなトラブルが繰り返されることになります。
そうではなく、「どんな人たちに囲まれて、どんな自分として日常を過ごしたいのか?」ここを遠慮なく決めてしまう必要があるんです。
そしてそのヒントは、実は今の「場」に対してどんな遠慮をしてしまっているのか?ここに隠されています。
- 周囲の目が気になって、思いっきり◯◯できない。
- ◯◯な自分を出したいけど、それだとますます悪口を言われてしまいそう。
こういった遠慮から、自分を出し切れていないなと思う部分があるとしたら、そこがまさに今の自分を制限している天井なのだということ♡
「現状の場に折り合うために、◯◯することを遠慮している」
この制限が見えたら、
- ◯◯な自分を最高に好きって思ってくれる人ってどんな人?
- もしも◯◯することで周囲に貢献しまくれるのだとしたら、それってどんな環境?
この視点で次の行き先(ステージ)を考えてみるんです。
「え!?いくらなんでもそんなの荒唐無稽すぎない?そんな場所ある訳ないよ…」というトークがもしも出てきたら、まさにそこが自分の盲点なのだという証拠♡
「そんなのないんだから、今の場所で遠慮しながらやっていくしかない」
それこそが、自分を現状に縛り続けている見えない制限であり呪いなんです。
人の認知の仕組みってとても面白くて、「ない」という前提で世界を見ている時、たとえそれがすぐ手の届くところにあったとしても、脳はその存在を認識することができない(その情報にリーチすることができない)ので、結果的にその人の世界の中では名実ともに「存在しない」ことになるんですね。
この知覚の制限をえいっと外してやることで、初めて次のステージが見えてくる(欲しい情報が知覚の内側に入ってくる)ようになるんです。
そしてこの視点から考えた時、今自分がいる「場」で降りかかってきている「悪口・陰口・意地悪」といったネガティブ現象って、ひとつの追い出し現象なんだなということが見えてくるようになります。
「もうここにいてはいけないよ!早く次のステージに行かないと!」って、ある意味現象から後押しされているんですね♡
そして自分自身が次のステージにカチリと焦点を合わせた瞬間、心のどこかで持っていた今の「場」への未練や執着が自分の中で消えるため、追い出し現象自体もその役割を失い、消えていくことになります。
これ、なんとも不思議なことのように思えるかもなのですが、実際に引っ越しや転職といった物理行動に移すその前の段階でもう悪口や意地悪が消え始めるんですね。
というのもこれって、無意識(潜在意識)レベルでは既に今の「場」とお別れしている状態なので、お互いがお互いに関心を持ち続けることが難しくなるからなんです。
そして一度この感覚を体験してしまうと、もうその人って、悪口や意地悪を経験する必要自体がなくなるので、そもそもそういうことが起こることすらほぼなくなるんですね。
なぜなら、「周囲とのズレを感じ始めたら即、次のステージに意識を移す」ことのメリットをもう知ってしまっているので、追い出し現象が起こるまで自分に我慢をさせ続けるということ自体をしなくなるからです(笑)
それくらいの身軽さを身につけてしまうと、運気ってもう停滞のしようがなくなるので、ステージと一緒にどんどんと「幸せの最大値」を更新していけるようになります。
悪口を言われた時のスピリチュアル的対処法②
次に「自分が自分を好きと思えていない」状態で、かつ周囲から悪口を言われてしまっている場合。
要は運気が下がっているから、悪口や意地悪という形で現象からバシバシされてしまっている訳ですが、「運気が上がってきているために悪口を言われてしまっている」場合と一体何が違うのかと言うと、それは、
「出したい自分が見えていないこと」
ここなんです♡
言い換えるなら、自分自身が自分を低く見て、そして低く扱ってしまっているから、周囲から攻撃されてしまっている状態。
ただこれを聞いて、「え?でもうちの職場で悪口を言われているあの人、傲慢で自慢話ばっかりで、とても自分を低く扱っているようには思えないのだけど?」そんな疑問が湧いてくる人もいるかと思います。
人間関係の鍵を握るのは言語ではなく非言語部分のコミュニケーション
これ、「同じ自慢話でもあまり嫌な感じがしない人と、うっとおしく感じてしまう人の違いって何なのか?」そこを考えてみると、答えは意外なほど単純だったりします。
仮に物理の部分(発している言葉や行動自体)が両者同じだったとしても、そこに内包されている非言語情報、つまり周波数の部分に決定的な違いがあるんです。
本当に自分を好きと思っている人の自慢話の場合、言語と非言語の間に情報のズレがないので、聞いている人は違和感なく言葉を受け取ることができるし、むしろその周波数に触れることで自分の自己効力感も引き上げられるため、相手の言葉や存在に心地よさを感じるのですが、対して「自分で自分を低く見ている人」の自慢話の場合、
- 本当の私はこんなもんじゃないのに!
- 私は今の私に満足していないの!だからあなたが私を認めて、それで私を安心させて!
- 私は今の自分をとても低く見ていてすごく苦しい…だからあなたが私を高く見て、そして高く扱って!お願い!
そういう非言語が内包されているので、聞いていてもなんだかズレた印象がしてしまうし、また同時にこちらからなんとかもらおう、奪おうとしてくるエネルギーを無意識に感じてしまって、相手に警戒心や嫌悪感を覚えてしまうんですね。
(非言語コミュニケーションについては、こちらの記事でくわしく解説していますので、より深く知りたい方は参考にしてみてください)
簡単に言うと、自分を満たすために相手から奪おうとすることで、結果的に周囲から煙たがられ、悪口を言われてしまっている状態。
ただこのパターンの場合、本人にもなんとなく自覚はあったりするので、実はそこまで悩みは深くなかったりします(笑)
一方、おそらく多くの人が最も思い悩むパターンって、
「周囲に気を遣いまくって、かつ与えまくっているつもりなのに、なぜか人からつらく当たられたり、悪口を言われてしまう」
こういうケースなのではないかなと思います。
気を遣っているのになぜか意地悪されたり悪口を言われてしまう時の水面下の構造
このパターンにはまっている時って本当に理不尽に感じるし、しかも頑張れば頑張るほど余計に周囲からの要求度が上がってきて、もうどうしたらいいのー!!状態になりますよね(笑)
実はこれ、優しくて気遣いのできる人だからこそはまってしまう超!あるあるパターンなんです。
前者に比べるとすぐには構造が見えづらいかもなのですが、一言で言うと、無意識に相手を低く扱ってしまっていることによって起きている悲劇なんですよね。
相手を低く扱っている!?とんでもない!めいっぱい気遣っているし、できる限りこちらが譲って相手を立ててるよ!
そう思う人はきっと多いと思います。
相手を大切にするあまり、無意識に相手を低く扱ってしまう。
これ、平たく言うと、
- 相手を子供扱いしてしまう。
- できない人扱いしてしまう。
ということなんです。
でね、これをされた側の脳内トークとしては、「あれこれしてくれるし、譲ってくれるし、すごく助かる!」という状態になるので、意識の上では当然「ありがたい」と思ってはいるものの、実は同時に、低く扱われたことに対する反発心が内側で発生しているんですね。
もちろんこれって相手自身も気づいていない無意識レベルでの反応なので、本人もなぜ反発したくなるのか?なぜ素直に感謝できないのか?その理由がよくわからなかったりします。
なので結果的に「なんかわかんないけど、あの人ムカつく」「なんだかいまいち好きになれない」という感情だけが意識に上がる訳です。
さらにこれも無意識(潜在意識)の特性ゆえのことなのですが、人って、相手からの非言語のメッセージに非常に巻き込まれやすいという一面があります。
簡単に言うと、「そう扱われることで、そういう自分が出てくる」ようになるんです。
そもそも人ってとても多面的な存在で、どんな人であれ、「低い自分」もいれば「高い自分」も内側に持っているもの。
「この人といる時の自分はいい感じだけど、この人といる時の自分は正直あんまり好きじゃない」っていうのはきっと誰しもあるはず…というか、あって当然なんですね♡
程度の差こそあれ、どんな人でも
- 子供扱いされると、子供の自分が出てくるし、
- できない人扱いされると、できない自分が出てくるし、
- わがままな人扱いされると、わがままな自分が無意識に出てきます。
逆に言うとこれって、「(無意識に)相手を低く扱うと、(無意識に)低い相手が出てきてしまう」ってことなんです。
さらに言うなら、人間関係ってまるでパズルのピースみたいに相手と自分の在り方がお互いパチリと噛み合うようにできているので、相手が「低い自分」として出てきている時というのは、実は自分も「低い自分」として出てしまっている時なんですよね。
「低い自分」って一体何なのかというと、自分自身に対しても、自分を取り囲む人間関係に対しても心地よいと思えていない状態、それがつまりは「低い自分」を選択してしまっている時なんです。
ちょっと頭が混乱してきている人もいるかもなので再整理しておくと、ここも実は「良い悪い」「勝ち負け」で相手との関係性を見ないっていうのが重要で、「相手の在り方も自分の在り方も結局はワンセット」だということを踏まえた上で、「一体今自分はどういうステージにいるのか?」そこを見破るのがポイント!
悪口や陰口を言われる、意地悪をされるという何らかの大きな不快感が現状にあったとして、それは、
- 今現在の相手と自分との関係性(ステージ)を直視する。
- 本当はこういう関係性が欲しかったんだ!こういうステージに行きたかったんだ!という「望み」をそこから発掘する。
これをやる時期に来ているよ!っていうひとつのスピリチュアルサインなんです。
より具体的に言うなら、
- 本当はどういう相手として登場してほしいのか?
- 本当はどういう自分として登場したいのか?
ここを合致させた状態で「本当に欲しい関係性」を決めてしまうということ。
「もしも相手をできる人として見ていたとしたら、どんな出方を自分はするんだろう?」←ここを想像してみるんですね♡
これ、単なる現実逃避の妄想遊びと思ってしまうと本当にもったいなくて、この高い相手と高い自分がピタリと合致する状態(行くべきステージ)が見えた時、職場や学校での悪口や意地悪はもちろんのこと、恋愛や家族・友人関係など、あらゆる人間関係の悩みの解決方法がまるっとわかってしまうんです。
なぜならどんな人間関係も、すべては「今自分がどんなステージにいるのか?」「どんな自分としてどんな風に相手を見て(扱って)いるのか?」ここに紐付いて構成されているからです。
一応念の為言っておくと、もちろんこれは、「今自分に悪口を言ってきている人と親友関係になろう!」ということではなく(笑)、
- 本当は相手とどういう関係でいたいのか?
- どうだったらお互い一番心地よくいられるのか?
ここを見出すことが一番大事で、「そんなに言葉を交わす訳ではないけれど、お互いの仕事ぶりを信頼し合っている関係性」とか、そういう感じがもし最もしっくりくるのなら、それが本当に求めている関係性なんですよね。
世間一般的な良好な人間関係像に引っ張られるのではなく、あくまで自分自身が心地よく振る舞うことのできる環境ってどんなものなんだろう?ということがベースであり、最重要事項。
もしも近い距離感の関係性を想像してもしっくりこないのなら、「これは自分が本当に望んでいるものではないな」という自分の心の声をそのままキャッチしてあげてくださいね♡
ここを見誤ってしまうと、なかなか次のステージに移行できず運気が停滞することになるので、くれぐれも要注意ですよー!
(関係性の再設定の仕方については、こちらの記事でくわしくまとめています)
「なぜか悪口を言われやすい人」が抱える盲点とは?
「頑張っているつもりなのに、なぜか人が離れてしまったり、悪口や陰口を言われてしまう」
そういう人の場合、「まだ何か努力や配慮が足りないのでは?」とますます自分を攻め立てる方へと考えてしまいがちなのですが、実は他者への配慮ができてしまうがゆえに、「そもそも自分はどういう自分でいたいのか?」「どういう自分を周囲に出したいのか?」ここへの視点がすっぽり抜け落ちてしまっていることがトラブルの根本原因であることが非常に多いです。
常に相手の出方によって自分の出方を無意識に決めてしまっているし、また「本当はやりたくない役回り」をいとも簡単に自分にさせることができちゃうんですよね。
- 相手が上で自分が下。
- 相手が主で自分が従。
無自覚の内に、こういった関係性を周囲に築いてしまっている訳です。
そして基本的に人は、自分を低く扱っている人のことを高くは扱ってくれません。
なぜなら自分が自分を見る通りに人はその人を見るし、自分が自分を扱うように人はその人を扱うからです。
そして多くの人は「自分自身を低く扱っている」ことへの苦しさから、「誰かが自分を高く扱ってくれること」をつい待ち望んでしまうのですが、それより何より手っ取り早いのは、自分が自分を高く扱ってあげることなんですね♡
そしてそれをするために、相手との関係性の再設定をするんです。
ネガティブな人間関係から「本当に出したい私」を見破る
現状の関係性を通じて、「一体自分はどんな自分を選んでいたのか?」ここをまずは見抜くこと。
自分に強いていた「本当はやりたくないこと」を認識することで、「じゃあ本当はどうしたいのか?」ここが見えてくるんですね♡
そうやって、「出したい自分」を見抜いていく訳です。
シンプルに言うと、
「本当の私はこんなもんじゃないのに!」
「じゃあ本当に出したい私って何なんだろう?」
「なんでいつも私ってこんな役回りなんだろう…(泣)」
「じゃあ本当はどんな役回りがいい?しっくりくる?」
ここへの答えが出ると、周囲から敵が消えていくんです。
在り方と世界(周囲との関係性)はどこまでいってもワンセットなので、自分に対する違和感が消えると、他者との間の違和感も自然と解消されていくことになります。
ネガティブをネガティブで終わらせず、ネガティブな人間関係から「本当に出したい私」を見抜くこと。
ここが最重要部分で、実はそれさえできれば、「運気が下がっている(低い自分を採用している)ために悪口を言われている」ような状態ですらも、運気を飛躍的に上げる大きなきっかけへと変換することができるんです♡
人間関係がどん詰まりになっている時って、意地悪・悪口を自分の周りから消すことが途方もなく難しいことのように感じるもの。
ですがこれって単に、エネルギーの注ぎどころがズレてしまっているからそう感じているだけなんですね♡
素早く悩みの状態から抜けたいなら、考えるべきは、「どうやって相手に対抗するか?」でも「どうやって相手を避けるか?」でもなく、「ひとつ上のステージに焦点を移すこと」、ここがポイント。
要は、今の自分と今の相手のまま問題を解決しようとしないことがコツなんです。
うーん、でもひとつ上のステージを見る感覚っていうのがまだいまいちよくわからなくて…
この「ステージの感覚」を掴むのにもっとも良い学習サンプルとなるのが、いわゆる「嫉妬」への対処法。
「嫉妬される人/嫉妬する人」のスピリチュアルな構造
嫉妬は同じステージ上にいる相手に対して起こる感情
まずそもそも嫉妬って、同じステージにいる相手じゃないと抱くことができません。
同じステージ上にいる相手のはずなのに、
- あれ?なんか自分と違うかも?
- え?どうしてあなただけそれを手に入れているの?
とふと感じた時、メラメラーッと嫉妬の感情が湧いてくるんですね。
あえて翻訳すると、「私だってそれ欲しいのに、なんであなたは持っていて私は手に入れられていないの?ずるい!」というトークが嫉妬の状態。
確かに同じステージ上にはいるのだけれど、自分と周波数が微妙にズレ始めている(自分に差をつけ始めている)相手に対して抱く感情なんですね。
なので嫉妬心から悪口や意地悪のターゲットにされてしまっている時の現象の突き崩し方って実はとても簡単で、それは「相手と同じステージにいるのをやめること」なんです♡
単純にもう自分がいるべきではないステージにまだ身を置いている(自ら運気を停滞させている)ために周囲に攻撃されてしまっているだけなので、
「相手が嫉妬を感じることすらできない自分って、どんな自分だろう?」
ここを見破ってしまうことで、停滞していた運気をスコン!と上げることができるんですね。
そちらが本来あるべき今の自分の姿であり、それなのに自分がその自分を出し渋っているから、追い出し現象が起きてしまっているのだということ♡
つまり、運気が上がってきているにも関わらずステージを変える怖さから自分自身がそこで遠慮や躊躇をしてしまっていると、周囲からの嫉妬という形で「現在のステージからの追い出し現象」が起きてくる訳です。
これが、「悪口を言われると運気が上がる」という言葉の意味するところ。
ちなみに、このステージと嫉妬のメカニズムがわかってしまうと、自分が誰かに嫉妬を覚えた際にも、ものすごく上手に感情を使いこなすことができます。
嫉妬の本当の意味に気づけると「手に入れられるもの」の範囲が限りなく広がっていく
嫉妬って確かに不快な感情ではあるのですが、同時に目を逸らしてはもったいないくらいのスペシャル級に重要なスピリチュアルサインで、される側にいる時はもちろんのこと、実はする側にいる時も、自分の運気を上げる絶好のタイミングをはっきりとこちらに知らせてきてくれてるんです。
というのも、他者に嫉妬している時の脳内トーク↓
「私だってそれ欲しいのに、なんであなたは持っていて私は手に入れられていないの?ずるい!」
をよーく見てみるとわかるのですが、
「手に入れられるはずのものなのに、どうして私はそれを手に入れられていないんだろう??」
という現状への違和感こそが嫉妬の正体だからなんです。
つまり、誰かに嫉妬を感じている状態というのは、
「もうそれ、射程圏内に入ってるよ!その気になればあなたも手に入れられるよ!っていうか、手に入れようよ!」
っていう内側からの「お知らせ」兼「要望」なのだということ♡
「あ、なんだ、私も手に入れられるのか(笑)」って気づけると、現状に感じていた「理不尽さ」が幻想だったことがわかるので、そこでエネルギーの方向性が変わり始めます。
要は、焦点を「相手」や「現状」から「本当に欲しいもの(次のステージ)」に切り替えることが、嫉妬を上手に使いこなしつつ、そこから速やかに抜ける鍵になるのですが、ひとつコツをお伝えしておくと、
「相手の何に嫉妬しているのか?」
ここを妥協なくしっかりと見極めてしまうこと!
たとえば、友達ののろけ話に嫉妬を覚えたとして、「まったく同じ人と同じお付き合いがしたいのか?」といえばきっとそうではないし、お金持ちの知人に嫉妬を覚えたからといって、まったく同じ境遇が欲しいのかといえば、「いや、違うな」「むしろ困る」という部分はたくさんあるはずですよね。
一体自分は相手の何に対して「いいな、それ私も欲しい」と感じたのか?
ここをピンポイントで突き止めてしまうんです♡
それは「彼にとても大事にされている様子」かもしれないし、「楽しそうに仕事をしてスルスル稼いでいる様子」かもしれないし、「いつも誰かに優しく守られている状態」かもしれません。
この「自分が本当に欲しいもの」がはっきりと理解できることで、「次に行くべきステージ」が自分の中で明瞭になり、焦点がグッと移しやすくなるんですね。
というか、一度そこがクリアになると、もう勝手に意識のベクトルがそちら側へと移っていってしまう感じなので、それにつれて、嫉妬対象に向かい続けていた意識のベクトルはその役割を終え、自然と減少・消失していくことになります。
まとめ 悪口・嫉妬・意地悪を味方につけると、運気は飛躍的に上がっていく
人からの悪口や嫉妬・意地悪って、渦中にいる時はとても苦しくつらいもの。
そのため多くの人は、とにかく目の前の問題を消し去ることばかりに意識が集中してしまいがちですが、それらの本質的な役割を見抜いてしまうと、実は問題に向き合うことなく問題を一掃することができてしまいます。
人間関係でのネガティブって、基本的にそのほとんどが自分のステージを上げるために起こる追い出し現象です。
「出したい自分を出し切れていない」
もしくは
「そもそもどんな自分を出したいのか、そこが見えていない」
どちらの場合にせよ、自分が自分をないがしろにすればするほど、自分が自分を低く扱えば扱うほど、基本的にバシバシとお尻を叩かれるような現象が周囲に巻き起こってくることになります。
「なんでそんな意地悪ばかり言うの?私こんなに頑張ってるじゃない!我慢してるじゃない!」そう思ったら、
- 一体私は私に何を強いているんだろう?
- 本当はどんな自分を出したいんだろう?
そこに気づくための大チャンス!
悪口を言ってくる人、意地悪をしてくる人たちのことを無理に好きになる必要はまったくありませんが、もう既に準備ができているのになぜか自分が足踏みしてしまっている(無自覚に運気を停滞させてしまっている)時、そんな自分に対して「なんでまだこのステージにいるの?ちゃんと行くべきところに行かないともったいないよ!」と手痛いメッセージを送ってステージを押し上げようとしてくれている存在なんだと彼らの役割を見破れると、そこで彼らの任務をこちらが完了させる(現象のハンドルをこちらの手に取り戻す)ことができるんですね。
悪口・嫉妬・意地悪って、慣れ親しんだ今のコンフォートゾーン(現状)を抜けるための一種の通過儀礼みたいなもの。
抜けるまではとても怖いし、そのしんどさから思わず引き返したくなったりもしますが、一度抜けてしまうと「なんでもっと早くこうしなかったんだろう?」「一体私、何をあんなに我慢していたんだろう??」ときっと笑えてしまうはずです(笑)
「悪口を言われると運気が上がる」
逆説的なようですが、この言葉の意味を体感レベルで理解できた時、悪口も嫉妬も意地悪も、まるで潮が引くように周囲から消え去っていくことになります。
ぜひ現象を見破る目を身に着けて、あらゆる現象を味方につけてみてくださいね!
きっと思ってもみない所まであなたを急速に押し上げていってくれるはずですよ♡
では!