「意図を放ったら、あとは潜在意識に全てを任せる」
「潜在意識に委ねることで、願いはスムーズに叶っていく」
引き寄せの法則を使いこなすコツとしてよくあがってくる「潜在意識に委ねる」「無意識に任せる」という言葉。
とても魅力的なフレーズですよね♡
ただその一方で、
「【潜在意識に委ねる】っていう言葉だけだと、漠然としすぎていて、どういうことなのかよく分からない(泣)」
「一体どうすれば、潜在意識に委ねた状態になれるの?」
こういった疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?
もちろん私も、過去さんざん悩んだテーマです(笑)
実はこの「潜在意識に委ねる」感覚は、私が引き寄せの法則を実践していく中でものすごーく大きな気づきのあった、ターニングポイント的な部分なんですよね。
引き寄せの法則を実際に使いこなしていく上でぜひつかんでおきたいコツというか、極意とも言える部分なんです。
なので今回は、この「潜在意識に委ねる」「無意識に任せる」というテーマについてお話ししていきたいと思います。
「潜在意識への委ね方」が実践ベースで理解できると、引き寄せの法則や潜在意識がより楽しくサクサクと遊び感覚で使いこなせるようになりますし、結果的に具現化のスピードもそれまでとは段違いに上がりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
願望実現を潜在意識に委ねるコツは、自分で辻褄合わせをしにいかないこと
願望の実現を潜在意識に委ねるコツ、これって一言で言ってしまうと、自分で辻褄合わせをしにいかないってことなんですよね。
言い換えるなら、本来、潜在意識に委ねる(やってもらう)べき仕事を顕在意識でやろうとしないこと、です♡
「潜在意識について色々と学んできているし、実践も続けているけれど、なかなか願いが叶わない!」という人は、ここ、ぜひ一度チェックしてみて欲しいポイントです。
というのも多くの人は、ここがあべこべになってしまっていることで、
- 願いが叶うスピードを著しく下げてしまっていたり、
- 願いを叶えようと四苦八苦したり、
- その時その時の状況に一喜一憂したり、
そうして願望実現自体に疲れ果ててしまうパターンにとても陥りがちだからなんです。
どういうことか、お話ししていきますね!
願う段階で既に「今の現実と辻褄を合わせにいっている」という盲点
まず本当に最初の最初、「こういう現実を手に入れる」という意図を放つ段階で、実は早くも多くの人は、自分で辻褄合わせをしにいってしまっています(汗)
つまり今の現実と辻褄を合わせる形で、欲しいものや叶えたいことを決めてしまっているんです。
実はこれこそが、本当の願いを認識しづらい大きな要因であり、それゆえに、願いをなかなか潜在意識が受け入れてくれない根本原因の一つなんです。
たとえばよくあるパターンとしては「復縁を望んでいるけれど、今は彼と音信不通だから、まずは連絡が取れるようになりたい」 という願い。
これって、早くも願いがすり替わっちゃってるんですよね。
「本当に欲しいもの」ではなくて、「過程」や「手段」が願いになってしまってるんです。
そもそも本当に望んでいることっていうのは、連絡が取れるようになることでも、再会できることでもなくて、「彼とどんな関係性を築きたいか?」「復縁した後、彼とどんな時間を過ごしていきたいか?」という部分のはず。
そう、本来潜在意識に命令したいのは、この最終ゴールの部分(最終的に自分が手に入れたい世界)なんです。
そうなのだけれど、ついつい人って、目の前の現実を見て悩みや不安で頭の中がいっぱいになってしまってると、「とにかくまずは、ここをクリアしなくては…!」みたいな、そこを通らなくてはいけない(そこを通らないと叶わない)と思っている「過程」や「手段」を願いだと勘違いしてしまいがちなんですよね。
過去に私も何度もはまっていたし、本当によくあるパターンだと思うのですが、実はこれこそが、具現化のスピードを著しく落としてしまう大きな要因の一つなんです。
自分から辻褄を合わせにいくと遠回りになるのはなぜ?
でね、どうして今の現実と辻褄合わせしにいくような願い方だとまずいのかと言うと…まず第一にこれだと、前提としている世界が自分の中で変わっていないからなんですよね。
つまり現状打破を望んでいるようでいて、実は無意識に現状維持を選んでしまっているという事(!!!)
これまでも繰り返し語ってきていますが、引き寄せたい現実を決めるというのは、自分が採用したい(住みたい)世界を決めることなんですよね。
そして潜在意識が叶えるのは、その人が言葉で「これを手に入れる」と決めたことではなく、その言葉を発した時に、どんな世界を観ていたか(どんな前提を持っていたか)という部分です。
だからこそ、今の現実を前提とした上で、わざわざ自分の方からそこと辻褄を合わせるような願いを発するというのは、結局は前提(立ち位置)が変わっていない、つまりは現状維持な訳なので、結果的に同じような現実(同じような問題)が再生産され続けるしかない、ということになってしまう訳です。
「叶えるのが難しい世界の中で、なんとか叶えようと頑張り続けている私」という立ち位置になってしまっている状態。
わざわざ自分の方から「片思いの私」、「復縁したいけど音信不通な私」、「お金のない私」といった不足の立ち位置に立って、【その自分】が認識できる範囲内にある「一番近道そうな過程」という辻褄合わせな願いを発してしまうと、「本来望んでいること(本当に欲しい現実)」と「潜在意識が採用している世界」とが、どんどんズレていっちゃうよ!ということなんです。
となると、「えーっ、じゃあどうすればいいの!?」ってなりますよね(笑)
その対策をズバリ言ってしまうと…「観るところは、そこじゃないよ」ということなんです♡
大事なことなのでもう一度書きますが、潜在意識が叶えるのは、あなたが紙に書いたことでも、アファメーションとして唱えたことでもなく、「どんな世界を観ているか(どんな前提を持っているか)」の部分。
だとしたら…そう、観るべきは「今の現実」ではないですよね♡(伝わりますか?)
今の現実を前提として未来を決め続ける限り、今と同じような現実が流れてくる「現状維持のタイムライン」に乗り続けることになるからです。
潜在意識に委ねる前提を採用できている?ポイントは「未来の置き方」
「今の現実」と辻褄を合わせて「願い(自分の行き先)」を決めるのではなく、「今の現実」という枠を一度取り払って、自分が本当の本当に行きたい世界を、現状とあえて辻褄合わせせずに決めてしまうんです。(感覚としては、いきなりポン!と点を打つような感じです)
この願いの出し方こそが、ルートを潜在意識に委ねるコツなんです♡
というか、今の現実と辻褄を合わせて未来を決めるって、もうそもそもが「ルートを潜在意識に委ねる気なんて、全然ないよ!」と言っている状態なんですよね…
潜在意識に委ねる前提(立ち位置)になっていないし、【今の自分】が認識できるルートしか許可していない状態。
これだと、叶うルートを自らガチガチに狭めてしまっている上に、そのルートを通るのが難しそうな雲行きになった途端、「もうダメだ…」と意図を取り下げてしまう原因にもなるので、ほんと遠回りになるんです。
過去の私がまさにそうだったのですが、ここに気づいていないと、入り口がそもそも現状維持な上に、潜在意識に委ねる、つまり潜在意識にルート探しをさせる前提にすらなっていない状態なので、「うーん、ルートもみつからなければ、叶う兆しすらないんですけど…」「どうしたら潜在意識に委ねられるんだろう…」と迷走する羽目になります(笑)
そもそもが観る世界を変えていない、つまり現状維持を選んでしまっているので、現状維持な現実が再配達されるのは当然なのですが、そこになかなか気づけなかった訳です。
今の現実にフォーカスしたまま潜在意識に委ねても、ルートがみつからない理由
これって、今手元にある地図しか見てない状態なんですよね。
自分が今知っているルートが描き込まれている地図というのは、【今のあなた】が認識している世界のこと。
当たり前ですが、地図って土地そのものではありません。
情報が古い地図だと、もう既になくなっている道が描かれたままだったり、逆に、新しい道や建物はまだ記載されていなかったりしますよね?
そう、【今の自分】にはまだ見えていないルートを地図上に浮上させるっていうのが、まさに認識を変更することなんです。
だからこそ、【今の私】のまま潜在意識にルート検索を委ねても、みつからないのは当然なんですよね。
【今の私】のままっていうのは、今の現実、つまり今採用している世界にフォーカスしている時の自分の認識状態のこと。
認識を変えて新しいルートを浮上させるためには、意識のフォーカスを【今の現実】から【本当に欲しい未来】の方にずらす必要があるよ!っていうことなんです♡
これ、現実逃避と勘違いされがちなのですが、それとは違うんですよね。
現実はもちろん見るし、必要な対処はその時その時でしてはいくんですけど、決してそこにフルフォーカスしていない、観ているようで観ていないような感じ(笑)
なんなら、【今】というよりは【過去のこと】くらいな意識の置き方。
それよりも、行きたい世界の方にフォーカスしているし、その世界を観ている、つまり【その世界に既に住んでいる自分】でいる時間の方が圧倒的に長いっていう感じです。
潜在意識は「あなたが観ているところ」を行き先だと認識する
現実にフォーカスしないで欲しい未来(採用したい世界)の方にフォーカスするって、なんとなく難しく感じる人もいるかもしれませんが、そんな人こそ、まずは地図上にポン!と点を打ってしまうことです♡
だって打たないことには、そこにフォーカスできないからです(笑)
観る世界を変えることが難しい、現実にフォーカスする癖をやめられない!といった時って、これ、ものすごい深みにはまっているようでいて実は、単にどこを観ればいいかわからないから、フォーカスをずらせていないだけだったりするんですよね。
まずは「自分がどんな世界を観たいのか?」それを今の状況とは辻褄を合わせずに決めてしまってください。
その世界にあなたがフォーカスすることで、「今の現実」に対するフォーカスって次第にぼやけていきます。
そして、今見えているルートとは関係なく置かれた「本当に望んでいる未来」にあなたがフォーカスしている時、つまりあなたがその世界を観ている時に、潜在意識はそこが行き先なのだと理解します。
するとあとは潜在意識が現状と辻褄を合わせながら、行き先と最適なルートでつないでくれるようになるんです。
つまりこれが、願望の実現を潜在意識に委ねている状態です。
辻褄合わせやルート探しはあくまで潜在意識に委ねるべき仕事で、あなたがエネルギーを注ぐべきは、「どの未来に行きたいのか?」「どの世界を観たいのか?」そこを決めることです。
実際は、ここがあべこべになっている人がほとんどで、行き先を潜在意識に決めさせていて、ルート探しを顕在意識でやろうとしてしまっている状態なんですよね。
これだとかなり疲れる上に、行きたいところにもなかなかたどり着けません。
なのでここを本来の担当領域へと戻してあげるんです♡
潜在意識に委ねてスムーズに願いを叶える3つのチェックポイント
チェックポイントは3つ!
- そもそも願いの段階で、現状に辻褄を合わせにいってしまっていないか?
- 叶えるルートを、今の自分に見えているものだけに狭めてしまっていないか?
- 「自分は今、どの世界を観ているのか?」を認識できているか?
です♡
潜在意識に委ねるって、「なかなか委ねられない…委ねなきゃ!委ねよう!」と意識してそうなるというより、「実は現状維持を(無意識に)選んでしまっている自分」に気づけるかどうか?というところが肝なんですよね。
潜在意識は、常にあなたが設定した未来にルートを淡々とつないでいるだけ、なんです。
ルートが見えてこないなあ~と焦る時こそ、「今自分は、どの世界を観ているかな?」そこをチェックしてみてくださいね!
では♡