- 今までずっと鬱になりそうなくらい生きるのが苦しかったけど、人生諦めたら楽になったよ!
- 結婚を諦めたら、急に人生が楽に楽しくなった。
- 片思いの恋愛、もうダメかなと諦めたら急展開でうまくいってしまった。
こういった話って、書籍・ネット上はもちろん、実生活でもよく見聞きすると思います。
「本当に人生楽になる?諦めることで逆にうまくいったりするなんて本当にあるの?でもなんだか諦めるって、ものすごく怖い!このままずっと報われない努力を続けていくのも怖いけど、願いや望みを放棄してしまうなんてちょっと怖すぎる!でももういっそ全て諦めてしまったら楽になるのかな…」
人生が思うようにいかなくて辛い時、頑張っても頑張ってもなかなか願いが叶わない時、そんな葛藤で頭がパンパンになったことのある人はきっと多いはず。
またそんな時、さらに悩みに拍車をかけるのは、「人生諦めたら終わりだよ」「自分が諦めてしまったら、叶うものも叶わないよ」といった、「諦めたら楽になる」とは真逆の言葉たち。
「結局どっちが本当なの?諦めたら終わり?諦めたら楽になる?諦めたら叶う?もう!一体どれが正解なのよー!!」ってなりますよね(笑)
今回はそんな葛藤真っ只中の人に向けて、もっと楽に願いを叶える戦略的な人生の諦め方についてお話ししていこうと思います。
- 今まで散々努力して努力して、それでも全然人生ままならない!もう私は幸せになれない運命なのかも!?
- これだけうまくいかないってことは、もう幸せになるのは諦めて楽になれってこと?
そんな思いに駆られてまさに人生を諦めかけている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
人生諦めたら楽になる!?もっと楽にスムーズに願いを叶える戦略的「人生の諦め方」
まず最初に結論を言ってしまうと、
- 頑張っても頑張っても、人生うまくいかない。
- もう私は幸せになんてなれない運命っぽいから、いっそ全部諦めて楽になった方がいいのかな…
こういうトークが自分の中にあるのだとしたら、一度スパッと人生諦めてしまうと楽になる可能性大です♡
ただここで勘違いしてほしくないのは、諦めるのはあくまで今自分が思い描いている「うまくいっている人生」であって、「幸せな人生」を諦めるのではないということ!
幸せになること自体を放棄して自分の人生を諦めてしまうのは、ただ捨て鉢になっているだけなので、ここはくれぐれも間違わないでくださいね!
「頑張ってもうまくいかない人生」にはまったら、頭の中の「うまくいっている人生」を一度諦めてみる
では今自分が思い描いている「うまくいっている人生」を諦めると、一体何が起こるのか?
それは、
- 頑張らないと願いが叶わない呪い
- 競争に勝たないと幸せになれない呪い
- 自分を認められない呪い
- 幸せにならなくちゃいけない呪い
今まで自分を幸せから遠ざけていたこれらの呪いから、まるっと解放されるってことなんです♡
そもそも人間って、突き詰めて言えば誰もがただ幸せになりたくて行動しているだけのはずなんですが、
- なぜかその幸せがなかなか手に入らない。
- 一瞬手に入ったと思っても、あっという間にふりだしに戻っている。
その繰り返しにはまってしまっている人が、とても多いです。
これ、単純にめちゃめちゃ不思議ですよね(笑)
なぜこんなにも幸せの難易度が上がってしまっているのか?
それは、誰かが決めた「うまくいっている人生」を、まるで受験や就職試験かのごとく、人に課せられたハードルをどうにか越えることで手に入れようとしているからなんです。
つまり、なぜか自分が「選ばれる側」「合わせる側」にいるところからスタートしてしまっているということ。
- 幸せになるためには、この条件をクリアしないとダメ。
- これを手に入れないと幸せになれない(幸せと思えないし、思ってもらえない)
というどこかの誰かが決めたルールや定義の中で知らず知らずのうちにプレーしてしまってるんですよね。
これだと幸せになること、願いを叶えることが自動的に努力前提になってしまうし、基準に満たなければ負けが確定する(幸せになれない)ゲームなので、「頑張っても幸せになれない」という嘆きが頻発するのは必然な訳です。
そしてさらここで幸せの難易度を爆上げする要因となっているのが、そのゲームの参加者がものすごーく多いということ!
みんながある特定の「うまくいっている人生」を手に入れようと必死に努力して戦うことで、熾烈な競争がそこに生まれてしまってるんですよね。
勝ち組負け組といった言葉が存在するのも、「それがいいと思っている訳じゃないし自分だって嫌だけど、でも実際問題、幸せって争奪戦だよね…」という認識で生きている人がそれだけ多い証拠だと言えます。
- 決められたあるモノを大勢で取り合うゲーム
- 自分が頑張って寄せにいかないと得点できないゲーム
「あれ?もしかすると私、そのゲーム参加しちゃってるかも!」ともし思ったら、今あなたの頭の中にある「うまくいっている人生」はダミーである可能性がとても高いです。
「こんなに頑張ってるのに、人生うまくいかない」と思うと、ついつい人って自分の能力不足を責めたり、はたまた運のなさを嘆いたりしがちですが、実はその時って、ある大きな盲点にはまってるんです。
それは、「人生がうまくいかない原因は、自分にある」という盲点。
そうではなく、人生がうまくいかない本当の原因は、頭の中にある「うまくいっている人生」がダミーだからかもよ?ってことなんです♡
今欲しいと思っている人生は、本当に自分が欲しいと思っているもの?それとも思わされているもの?
どういうことかというと、ほとんどの人が認識している「願い」や「理想の人生」って、実は自分が本心から欲しいと思っているものというよりは、欲しいと思い込まされているものだったりするんですよね。
あるモデルケースを提示されて、「ほら、これが幸せだよ!素敵でしょ?」「これを手に入れないなんて、人生損してるよ!」「女性(男性)として生まれたからには、これを叶えなきゃ!」と誰かに強烈に刷り込まれたことで、「これが欲しい!なんとしてでも手に入れなくちゃ!」と思い込んでしまったダミーの願いであり、ダミーの理想だということ。
そしてもし、「これまで手に入れようと必死に頑張ってきた何か」に対する自分のトークが、純粋な「欲しい♡」というより「手に入れなくちゃ!!!」「これくらい手に入れられない自分は惨めで情けない」といった、どこか義務感や強迫観念めいたものである場合、ぜひ「私、本当の本当にそれ欲しいと思ってる?」と一度真剣に疑ってみてほしいんですね。
「今自分が欲しいと思っている人生って、本当に自分の望む人生なのか?」
それを確かめるために、一度人生を諦めてみるんです♡
今思い描いている理想の「恋愛、結婚、仕事、経済状態、社会的地位、ライフスタイル」
それら全部、たとえ本当に諦められなくても、まず仮にでいいので、
- 今自分が目指して頑張っていること、それら全部諦めていいのだとしたら?
- 手に入れられなかったとしても、誰にも責められたり哀れまれたりしないのだとしたら?
- それを叶えられなくても、絶対に幸せになれるのだとしたら?
そう想定してみてください。
その時の心の反応が、答えになります。
もし解放感や晴れ晴れとした感覚、夏休み前のウキウキ感が出てきたとしたら、それがズバリ、ゲームチェンジの合図です。
- あ、私、これ本当はそこまで欲しいと思ってなかった。
- 本当はあまり興味がないのに、手に入れないとダメって思い込んでた。
そう気づいた瞬間、実はもうゲームの外側に出てるんです♡
いつの間にか無気力になって「幸せごと人生を諦めてしまう」人の特徴とその理由
- 本当はそこまで欲しくないものを、競争に打ち勝って手に入れる。
- 本当はあまり興味がないけれど、人並みにそれを経験するために、必死に努力する。
これ、確かにできないことではないし、真面目で努力家な人であればあるほど、そこをクリアして目標達成することって割と普通にできてしまいます。
でもこれ、めちゃくちゃ意志力を消耗する、パワー頼みの戦術なんですよね。
「意志力頼み」の人生戦術は、人の気力を徐々に削っていく
「そこまで欲しくないものを、やりたくないことを我慢してやることで、なんとか手に入れる」
これを日常的に、そして普通にできてしまっている人ほど目を向けてほしいのは、「このタスクをやりこなすために、一体どれほどの意志力が必要とされ、そして消耗されていると思う?」ってことなんです。
しばらくの間はそれでどうにかこうにかいけたとしても、そもそも人間の意志力って有限なので、いずれどこかで燃え尽きて無気力になったり、自分の幸せごと人生を諦めてしまったりする(人生こんなもん、妥協した人生でいいやーとなってしまう)ことになります。
日々の消耗戦で無気力になり不可抗力的に人生を諦めてしまうのと、「自分が幸せになるための戦略」としてテンプレートな人生を諦める(ダミーの理想を見破ってゲームチェンジする)のとでは、受け取る結果はもちろん、結果を手に入れるまでの道程すらも、その幸福度って大きな差があるんですよね。
人生の成功不成功が「自分の意志力頼み」になってしまっている時点で、おそらくその「目指している人生」ってダミーなんです。
「え?でも成功するには、意志力って必須なものじゃない?それが違うって、じゃあどうすればいいの?」
そう思う人もきっと多いはず。
その答えは、「自分にとっての成功の定義って、そもそもどうなっている?」という問いによって見えてきます。
「自分の本当に欲しいもの」がわからないと、人はやがて無気力になり人生を諦めていく
ただこういう内観的な問いが初めてだったりすると少し面食らう人もいるかもしれないので、「自分の成功の定義」を認識するめちゃめちゃ簡単な方法をシェアしますね!
それは、「成功という言葉を見聞きした時、反射的にどんなイメージが自分の頭の中に浮かぶか?」そこを見れば一目瞭然なんです。
あなたはどんなイメージが浮かびました??
ここで見るべきポイントは、
- そのイメージに心が100%ときめくかどうか?(実はどこかに引っかかりを感じていないか?)
- 自分事になっているかどうか?
ということ。
もしもなんとなーくテンプレートっぽいものだったり、他人事っぽい感じ、正直あまりときめかないけどきっとそれが素敵で幸せなことなんだろうなーといったイメージが出てきた場合、それは「他者が決めた成功」を脳みそがとりあえず採用している状態かもしれません。
言い換えるなら、自分好みの定義付けがまだできてないっぽいよ!努力うんぬんの前に、まずエネルギーを注ぐべきはここだよ!ということ♡
自分が本当に欲しいものって何なのか?
ここが自分でもよくわからないまま「他者が決めた成功」を目指してしまうと、前述の「実はそこまで欲しくない(興味がない)ものを、やりたくないことを我慢してやることで、なんとか手に入れる」という意志力大量消費ループに陥ることになります。
これだと、叶っても叶わなくても人生がどんどんつまらなくなってしまうんですよね。
そして自分でも気づかないうちに少しずつ無気力になっていって、気付けば「(幸せごと)人生を諦めてる人」になっていたりします。
意図的に人生を諦めることで「思考の枠」から抜け出してみる
じゃあどうすれば?ってことなんですが、対処法はシンプルで、意志力大量消費ループとは真逆のループを作ってしまえばいいんです。
「そんなに欲しくない(興味がない)ものを、やりたくないことをやることで手に入れる」をそのまんまひっくり返して、「自分が本当に欲しい(惹かれる)ものを、やりたいことをやることで手に入れる」にしてしまうんです。
「えーっ、それって言うのは簡単だけど…実際できるもの?そんなの無理じゃない?」
そう思う人もいるかもしれないのですが、そういうトークが出てきた時こそ真っ先に気づいてほしいことがあって、それは「今までどれだけその逆の生き方に囚われてきたのか?」ということ。
「やりたくないことをやって何かをうまくいかせようとする」ことがそれだけ当たり前になっちゃってたってことなんですよね。
だからこそ、頭の中にある凝り固まった人生像を一度諦めてしまうんです♡
もっとどストレートな表現をするなら、「自分にかけられているある種の洗脳を解いてあげる」ということ。
「欲しいと思い込んでいた人生」を諦めることは、囚われていた「思考の枠」から脳を解放してあげること
手に入れなくてはならないと思い込んでいたあれこれを諦めた時、多くの人は解放感や晴れ晴れとした感覚、夏休み前の子供のようなウキウキ感やワクワク感を覚えます。
なぜこうした反応が自分の内側から出てくるのかというと、「こういう風に生きなくてはダメ」という見えない檻から思考が解放されるからなんです。
物理的な鎖に繋がれている訳でもなければ檻に監禁されている訳でもないし、まして誰かに力ずくで特定の生き方を強要されている訳でもないのに、ある時ふと自分の人生が妙に窮屈で、ごく限られた選択肢しかないように感じたことのある人は多いと思います。
また、「これまで常に自分の意思でより好きな方、より良い方を選んで生きてきたはずなのに、なんでいまだに人生にこんなに息苦しさを感じているんだろう?」そう不思議に思ったことのある人も多いのではないでしょうか?
私も過去たびたびそう感じていて、頑張っても頑張ってもまるで狭い檻の中をくるくる走らされているような感覚で、すごく不思議だったんですよね。
それもそのはずで、自分では気付いていないだけで実際のところ、自分の意思で取れる選択肢がものすごーく限られた状態で毎日を送ってたからなんです。
正確に言うなら、見えている選択肢がとても少ない状態。
「自分の意思で自由に選んできた」人生のはずなのに、窮屈に感じてしまうのはなぜ?
人の脳って恐ろしく優秀である一方、ちょっとおバカでものぐさなところがあって、それは、「◯◯とはこういうもの」という定義を一度受け入れてしまうと、それ以外の選択肢が見えなく(認識できなく)なってしまう習性があること。
もちろんここには当然メリットもあって、あえてそうすることで「認知」や「選択」という仕事にかかる脳のエネルギー負荷を大幅に減らせたり、判断を下すまでの時短ができるという肉体側の生存戦略がそこに働いています。
ただ、脳みそ的には仕事量が減ってとても楽ちんになる反面、私たち自身にとっては、認知の幅が狭くなる、つまり世界が非常に窮屈なものになってしまうという強烈なデメリットが発生してしまってるんですね。
たとえば、自分では「好きな生き方を自らの意思で選んできた」と思っていたとしても、そもそも見えている選択肢自体が限られていたら、それって本当の意味で「自らの意思で選んだ」状態とは言い難くなります。
想像してみてほしいのですが、本当は1000個以上ある選択肢の中から誰かが特定の10個を取り出してきて「どれでも好きなのを選んでね。何を選ぶかは全てあなたの自由だよ!」と言われても、「いやいや、それ私が選んでるのではなくて、あなたが選んだものの中から選ばされてるだけだよね?」って思いますよね(笑)
少なくとも「選択の自由がある状態」とはとても言えない訳です。
「ずっと自由に生きてきたはずなんだけど…なんか私の人生すんごく窮屈!!全然自由な感じがしない!!!」
不思議とそう感じてしまう時というのは、実はこの認知のカラクリにはまっている時。
他者が見せてくる人生モデルをあくまでひとつのサンプルや参考資料として扱えるのであればまったく問題はないのですが、
- これが一社会人として目指すべき生き方
- この人生を手に入れられてこそ一人前
といった感じで、その枠内に意識が囚われた状態になってしまうと、それ以外の選択肢が見えなくなってしまうんですね。
「よくわからないけど、人並みの人生を諦めてしまったら、私は人生の落伍者になってしまうのでは?」という、枠から外れる不安や恐怖感に意識が支配されてしまうため、「枠の外側」を見られなくなってしまうんです。
けれどその「思考の枠」から脳を解放してあげることで、見える選択肢の幅を無限に拡張することができるようになります。
「自分が本当に望む人生って何なのか?」それを知覚可能な意識状態になるということ♡
「結婚を諦めると楽になる?でもやっぱり諦めたくないかも!」そんな時はどうすればいい?
たとえば、「結婚したくて婚活を頑張ってるのだけど、なかなかうまくいかない」という悩みのある場合、多くの人はついその原因を「自分がダメだから」というところに持っていきがちなのですが、おそらくその時って、「世間一般の結婚像」という枠に思考が囚われてしまってるんですよね。
でね、この時、「一度結婚そのものを諦める」でももちろんいいのですが、「結婚を諦めるなんて嫌!私はパートナーと生きていく人生がやっぱり欲しい」という場合、なにもいきなり結婚そのものを諦める必要ってなかったりします。
「パートナーと生きていく人生が欲しい」という自分の願いは尊重した上で、
- 世間一般の結婚像
- 人並みの結婚生活
という「思考の枠」を外してしまえばいいんです。
要は、「他者が作った結婚のひな型」に無理に沿おうとするのを諦めてしまうということ♡
「人並みの人生」「普通の幸せ」がなかなか手に入らない本当の理由
そもそも「願いがなかなか叶わない」「頑張っているのに、全然目標との距離が縮まらない」状態が続くのには理由があって、それはよく言われるような高望みとか身の丈うんぬんとかそういったことではなく、実は自分自身が「本当の本当は叶ってほしくないと思っている」からなんですよね。
頭では「叶えたい」と思っているけど、心の奥底では「叶ったら困る」と思っているジレンマ状態にあるということ。
- 叶った先の未来にどこか引っかかり(デメリット)を感じている。
- 叶えるまでの過程が嫌すぎて、そのデメリットが叶えるメリットを上回っている。
こうした「叶えたくない理由」が心のどこかにあると、人ってストレートに願いを叶えるための行動選択をすることができません。
顕在意識上では叶えようと思って必死に動いているつもりでも、無意識レベルでは叶ったら困ると思っている訳なので、知らず識らずのうちに実現を回避させるような行動や、目指している結果とはまるで噛み合わない行動を本人に「無意識に」選択させていきます。
こうなると、「なぜかわからないけど、頑張っても頑張っても一向に願いが叶わない」苦しい状態にはまり込んでしまうことになります。
この「願っているのに叶わない理由」がわかると、「どうして人並みの幸せすら私は手に入れることができないんだろう…」というトークの中にある矛盾点がわかってしまうと思います♡
そう、「人並みの人生」「普通の幸せ」って、いかにも「手に入れられて当然」「真面目に普通に生きていれば手に入るもの」みたいに思われがちなのですが、「自分の意識をいかに一致させて、楽に実現行動を取れるループに持っていくか?」という視点からこれらを見てみると、「難しくないはずなのに、いざ手に入れようとするとなかなか手に入らない」状態になる人が多いのってごく当然なんですよね。
なぜなら「人並みの人生」も「普通の幸せ」も、他者が決めた生き方のひな型に他ならないからです。
そもそも自分の好みを反映して作られたものではなく、誰かが何らかの都合で決めたテンプレートなので、自分が「叶えたくないほどのデメリット」と感じる要素がそこに含まれていたとしても何ら不思議ではないんですよね。
なので、こうした「人並みの◯◯」という枠を一度取り払って、「シンプルに自分はどういう生き方がしたいのか?」ここを見ていくと、願いも幸せも目標も格段に叶いやすくなるよ!ってことなんです♡
「人並みの結婚」「人並みの人生」を諦めて「結婚も人生も自分好みにフルカスタムする」視点で思考する
では実際にどう思考の枠を外していくのか?
たとえば結婚を例に考えてみた場合、まず頭の中にある「結婚像」を確認してみます。
「結婚」という2文字を見た時、自分の頭にどんなイメージが浮かぶか?
そこをチェックして、「結婚した未来」に対して自分が感じているデメリットを確認してみるんですね。
- 結婚相手の実家や親戚との付き合いがわずらわしそう。
- 子育て大変そう。
- 家事分担で相手と喧嘩になるか、もしくは自分が我慢してストレスをためることになりそう。
などなど、出せるだけ出していきます。
次に、「そもそもどうして自分は結婚したいと思っているのか?」「結婚を通して何を手に入れたいと思っているのか?」そこも意識化していきます。
ここはいわゆる立派な動機である必要は全然なくて、「彼とずっとラブラブでいたいから」とか、そういうちょっと単純すぎるかな?くらいなものでちょうどいいです。
というのも、そういった単純な「○○したい♡」こそが自分の本当の望みである場合が多いからです。
もちろん「親を安心させたい」とか「結婚できないのは惨めに思われそうで嫌だから」とか、そういうトークが出てきた場合も、しっかりキャッチおきます。
そして、メリットデメリットを出すだけ出したら、
「これらのデメリットをすべて削ぎ落として、そしてメリットを最大化した生活ってどんなライフスタイル?」
この問いを脳みそに投げるんです♡
上記の例で言うなら、結婚相手の実家との付き合いがほぼないor良好で、子育てが快適にできて、家事負担が少なくて、そして彼とずっと仲良く生活できる状態。
こういった「自分好みの結婚生活」をどれだけクリアにできるか?それが実は、婚活以前にまず最初にエネルギーを注ぐべきところなんです。
「いやそんなの無理でしょ!」「そんなこと言ってたら、ますます相手がみつからなくなっちゃう」「わがままで非常識な奴って思われそう…」最初はきっと、そんなトークが渦巻くと思います。
でも実際、そういう結婚生活を手に入れている人はたくさんいるし、「そもそもどうして自分はそれを手に入れちゃいけない(手に入れられない)と思うの?」そう考えてみると、きっと「あ!」となるのではないかなと思います♡
そう、それが人並みの結婚を諦めるってことなんです♡
- 私が本当に欲しいのは「世間一般の結婚」じゃない。
- 「人並みの結婚生活」は、私が本当に望んでいる生活とは違うもの。
そう気づいて、もう自分の欲しい人生に対して妥協しないし、諦めないって決めることが、人並みの人生を諦めるってことなんです♡
そしてこれは同時に、「本当になりたい自分の姿」がわかることでもあります。
「他者が決めた何か」に無理やりはまろうとする時、人は必ず自分の幸せをその下に置いています。
この思考でずっと生きていると、「どんな自分になりたいのか?」がだんだんわからなくなってくるんですね。
人が決めた条件に自分を合わせにいってしまっているからです。
これがいわゆる他人軸であり、この状態でいる限り、「手に入れたい人生」に自分が振り回される立ち位置となります。
これを自分軸に戻すとどうなるか?
「なりたい自分」「欲しい幸せ」をまず認識した上で、「じゃあそのために必要なパートナーやライフスタイル、環境ってどんなものだろう?」という、「願い」を自分専用にフルカスタムする思考となり、ここで初めて「選ばられる側」ではなく「選ぶ側」に立つことができるようになるんです。
- 自分がどうありたいか。
- 自分はどんな幸せが欲しいのか。
ここを起点にすべてを選択することができるようになっていくからです。
ここを目的に選択し続ける限り、自分を犠牲にする選択をすることって本来ありえないのですが、「これを手に入れると幸せになれるらしい」という世間の噂に振り回されて、本当は望んでいない生活を「手に入れなくては!」と勘違いして走り始めると、途端に人生が複雑化し、ハードモード化してきます。
人生がやけに困難なものに思える時は、
「私は今、何の下に自分の幸せを置いてしまっているんだろう?」
ここを見破ると、本当はやらなくてもいいこと、手に入れなくてもいいことに山ほどエネルギーを注いでしまっていたことに気づいてハッとすると思います。


本来「幸せな人生」って、あらゆる我慢や競争に打ち勝つことと引き換えに手に入れるようなものではなく、もっとシンプルに自分の「好き」と「快適」を追求していくことで手に入るものなんです。
その生き方へシフトするコツは簡単で、それは、自分の「好み」をよーく理解してあげること!
「世間の好み」ではなく、まずは「自分の好み」を自分自身がどれだけ理解しているか?なんです♡
ここがわかれば、「世間一般の◯◯」や「人並みの◯◯」といったダミーの願いに振り回されることって激減するし、「どうすれば自分の願いが叶うのか?」「どうすれば幸せになれるのか?」そのルートや方法がもっと楽に簡単に見通せるようになります。


「結婚を諦めたら出会った」「片思いを諦めたら叶った」諦めることで人間関係が好転する秘密とは?
自分の好みを理解して、そして今自分がはまっている「思考の枠」を外すこと。
このスキルって本当に応用範囲が広くて、恋愛や友達関係がうまくいかない時なども、「相手との今の関係性」を諦めることで状況を大きく好転させることができるようになります。
「今の関係性をどう修復するか?維持するか?」ではなく、「本当はどういう関係性が欲しいのか?」ここを先に見抜いてしまうと、自分を一切犠牲にすることなく、かつ相手の心をつかんで離さない在り方がおのずと見えてくるようになるんですね。


- 結婚を諦めたら結婚できた。
- 結婚を諦めたら出会った。
- 片思いを諦めたら叶った。
- 相手への執着を手放したら戻ってきた。
といった、一見何とも不思議に思えるような人間関係の好転がどうして起こるのか?
その謎解きの鍵は、「今の関係性」や「今の理想」を諦めたことで、本当に欲しい関係性や本当になりたい自分の姿が認識できたこと。
ここにあるんです♡
(このあたりについては、こちらの記事でくわしく解説していますので、より深く知りたい方は参考にしてみてくださいね)


まとめ 他人軸の人生を諦めると、人生はもっと楽に簡単にうまくいく
「こんなに頑張っているのに、人生ちっともうまくいかない」
人はそう感じると、
- 何か自分のやり方が間違っているのでは?
- どこか自分に足りないところがあるのでは?
と、つい自分を責める方向で考えがちになります。
その苦しさから、「もっと人生妥協できれば、楽になるのかな…」とふと思ってしまったり。
けれど実はここにこそ盲点が隠されていて、
そもそも今自分が手に入れようとしている「幸せ」や「成功」がダミーだったとしたら??
もし「うまくいかない人生」にうんざりしてすべて投げ出してしまいたくなったら、まずはその前に今自分の頭の中にある「うまくいっている人生」という「型」を徹底的に疑ってみること♡
この一種の洗脳を解くことができた時、今まで不必要に背負いこんでいた幸せになるための重たいタスクから自分を解放して、もっと人生を楽に簡単にうまくいかせることができるようになるんです。
「人が決めた幸せの型」に自分がはまりに行こうとすると、そこには必ず無理な我慢や頑張りが生じます。
言ってみればこれって、無意識に自分の行動を他人に支配させてしまっている「他人軸」の状態。
そうではなく、
- 結局のところ、自分は何か欲しいのか?
- どんな状態に幸せを感じるのか?
ここをまずは自分自身が理解してあげて、「その幸せを手に入れるためには、どんな人生が必要なのか?」そこを考えていくという「自分軸」の思考に戻してあげるんです。
この人生フルカスタム思考に切り替わった時、初めて人は自分の人生を自分の意思で自由に選ぶことができるようになります。
今頭の中にある「うまくいっている人生」をまずは”一旦”本気で諦めてみること♡
思考を制限していた狭い檻から解き放たれた時、いかに見える世界が広がっていくか?いかに人生が楽に自由になっていくか?
今の自分の人生に妙な窮屈さや生きにくさを感じている人は、ぜひ一度思考実験してみてくださいね!
では♡