「願望を持った時点で叶っている」
読む人にとても希望を持たせつつも、「え?じゃあ願望持ってるのに叶ってないこの現状ってなんなのよ…」そんな腑に落ちない気持ちにさせる、なんとも罪な言葉ですよね(笑)
スピリチュアルや引き寄せの教えって、確かにものすごーくいいことを教えてくれてはいるのですが、なんともわかりにくいというか、「え、ちょっと待って、もう少し詳細を教えていただけると…」ってなるものがつくづく多いよなーって思います。
とはいえそれもそのはずで、このあたりって感覚的な部分が非常に大きくて、言語化がなかなかに難しい部分なんですよね。
あと、勘がいい人ならなんとなくニュアンスをくみ取れちゃったりもするので、本当にこの一行だけで事足りてしまう人が一定数存在するのも事実。
でも私のように考えれば考えるほど混乱して、ようやく意味が理解できて実践に生かせるまでに何年もかかってしまう人が多いのもまた事実だと思うので、今回は、「願望を持った時点で叶っている」という表現の中身について、できるかぎり突っ込んで言語化してみようと思います。
「願い事を叶える以前に、むしろこっちの意味が気になりすぎて前に進めないよー!」という方はぜひ受け取ってみてくださいね!
引き寄せの法則をマスターしたいのになかなか使いこなせず困っている人にも、かなり大きな気づきのある内容だと思いますので、ぜひ参考にしてもらえればうれしいです。
願望を持った時点で叶っているって、どういうこと?
願望を持った時点で「叶っている世界」と「叶っている自分」が情報空間に既に存在している
「願望を持った時点で叶っている」
これってもちろん、今もう三次元上で叶っていますよ!現象化していますよ!という意味ではありません。
じゃあどういう意味かというと、その願望を持った時点で、叶った世界も叶っている自分も情報空間に既に存在していますよ!っていう意味なんです。
言い換えるなら、「その叶った世界を認識できる段階に、あなた入りました」ということなんですね。
叶っている世界はもう存在しているから、それを採用するかしないかは自分次第、つまり選択権は既に獲得した状態だということ。
叶っている世界を採用するポイントは「認識する」ことと「なる」こと

え、そう言われても、どうやって採用するの??採用できるなら今すぐするのにー!!
うん、そう思いますよね!(笑)
私も同じことを思ってはさらに迷路にはまり込んでいたので、その気持ち、めちゃめちゃわかります!
私の場合は結局、ひょんなご縁で知り合ったメンターにあれこれ教わって、そこから色々実験していく中で「あ、こういうことか!」と体得していった感じなのですが、叶っている世界を採用するのに特に重要なポイントをまとめると、
- 叶っている世界を認識すること。
- 叶っている自分になること。
ここなんです。
感情が大きく動いた時、私たちの中には既に願望が発生している
まず私たちが願望を持つ時ってどういう時かというと、「わ、これいいな♡」と思う何かが視界に入った時と、あともう一つは、「あー、もうこれ嫌だ!うんざり!」ってなった時なんですよね。
この時点での意識状態をあえて表現するなら、叶った世界を認識するその入り口に立った時っていう感じです。
つまりある物事や状況に対して自分の感情が強く反応を示している時点で、もうあなたの願いは発生しているし、意識の奥深いところであなたに認識されるのを待っている状態に来ているということ。
発生した願望を認識するにはどうすればいい?
でね、「わ、これいいな♡」と思ったものって、もちろん「それ自体」がすぐ叶うことも多いです。
でもいいな、欲しいなって思っているのになかなか手に入らない場合、それはまだ採用するに足りない何かがそこにある、つまり自分の願望(本当の望み)にまだ認識が達していないよ!ってことなんですよね。
脳みそ側の言い分としては、「けっこういい感じなんだけど、なんか違う」みたいな感じです(笑)
なので、この状態から自分の願望(本当の望み)を認識するポイントとしては、欲しいと思ってはいるけれど、実はひっかかり(デメリット)を感じている部分を認識して、そこからさらに願いを掘り下げることが重要となります。
ここのひっかかりを無視したままだと、潜在意識と顕在意識が不一致を起こすため、願っているのに叶わない状態が生まれることになります。


次に、「あー、もうこれ嫌だ!うんざり!」ってなった時。
実はこっちの方が、圧倒的に早く簡単に願望を認識することが可能だったりします。
やり方は簡単で、不快の裏側を見ること!
- 自分はその不満な状況の一体何が嫌なのか?
- じゃあどうだったら最高なのか?どんな自分でいられたら最高なのか?
こうした問いを通し、「自分は本当は何を望んでいるのか?」を見ていくことで、本当に欲しい世界、つまり叶っている世界が徐々に認識できるようになってくるんですね。



でね、ここからがミソなのですが、その本当に欲しい世界が認識できた瞬間に私たちって、「叶っている自分」も同時に認識できるようになるんです。
その「叶っている自分」を採用する、つまりその自分に「なる」ことで、「叶っている世界」って採用されるんです。
現象化の順番としては、まず情報の部分が変化して、その後に物理の部分が変化するという流れなので、まず自分が「叶っている自分」になることで、「叶っている世界」が現象化していく仕組みになります。


「叶っている自分になる」と「叶っている自分になりきろうとする」の違いとは?
「じゃあ、叶っている自分になるってどういうこと?彼氏がまだいる訳じゃないけど、彼氏がいるつもりで生活するってこと??」って一瞬なりそうになりますよね(笑)
私もこれ、さんざんやったクチでして、ええ、やってましたよ、もう彼がいる自分として振る舞うとか、お金持ちになったつもりで高いものを買っちゃうとか…!!!
そしてそれで叶ったかと言えば、やはり全然叶わない訳で。
なぜかというと、その時私の脳内でこだましていた自分の声って、
- おいおい、嘘をつくな、嘘を!!
- いやいや、無理をするんじゃないよ…
- あーあ、虚勢張っちゃって。
だったからなんですよね(笑)
叶ってもいないくせに叶ってるフリをしているだけだよね?って自分自身でツッコミまくってたんです。
たぶん「なる」とか「先取り」系のメソッドでうまくいかなくて困ってる人って、この辺でつまづいているパターンがほとんどなのではないかなと思います。
実際、私が人にこのあたりを直接シェアする際も、「それって思い込ませるってこと?」と高確率で聞かれます。
でね、思い込ませる系の力技で押し切れちゃう人は、もちろんそれで全然いいと思います!
ただ、「さんざん頑張ってみたけど、思い込ませる系はどうも無理やり感がある。でも願いをあきらめたくないし、なんならなる系メソッドもあきらめられないのよー!だってすごい可能性感じるから!」っていう人は、ぜひ「叶っている自分になることと、叶っている自分になりきろうとすることの違い」をここでつかんでもらえればなと思います。
今あなたの脳内で話しているのは誰?
まず最大のヒントは、先ほど書いた過去の私の脳内トークにあります。
「おいおい、嘘をつくな、嘘を!!」←これを言ってるのって、一体誰?ってことなんですよね(笑)
そう、「叶っていない自分」が言っているんです。
つまりこの時点で、
- 叶っていない私が、叶っているフリをしている。
- 叶っていない私が、叶っている人の行動部分だけを真似ようとしている。
この状態であることが明らかになった訳です。
でね、過去の私含め、なる系でつまづいちゃう王道パターンって、ここを自覚しながらも、必死で目をつぶって「叶っていない自分」に「叶っている」って思い込ませようとしたり、「叶っている人の行動」を取らせ続けようとしてしまったりして、一生懸命自分で自分に無理強いやダメ出しをしてしまうことなんですよね。
「あ、またネガティブなこと思ってる!そんなこと思っちゃダメ!」といった感じの脳内トークがどんどん増えて、よけいに自己評価が下がっていく、みたいな。
「叶っていない自分」に四六時中ダメダメ言ってたら、そりゃ当然苦しくもなっていきます!(笑)
きっと経験のある人も多いのではないでしょうか?
「叶っていない自分」に対して「叶っている」って思い込ませようとするから、なんだか無理やり感が拭えないし、まるでもぐらたたきゲームみたいに「ネガティブ感情は片っ端からやっつけなくては!」ってなっちゃうんですよね。
そうじゃなくて、「あ、今脳内でしゃべってるの、叶ってない自分だわ(笑)」って気づけることがまずは超重要♡
ただしこれまでは「叶っていない自分」が脳内でしゃべっているって気づいても、そこからどうすればいいかがわからないから、「叶っていない自分」をどう抑え込むか?しつけるか?っていうことの方に意識が行ってしまっていたんだと思うんですよね。
そこで突破口となるのが、「願望を持った時点で叶っている」というスーパー不親切かつ、めちゃめちゃ強力なヒントを持つこのフレーズです(笑)
叶っている自分に「なる」ための前提条件とは?
前半で書いたように、(認識できているかいないかは別として)願望を持った時点で「叶っている世界」と「叶っている自分」って、どちらも既に脳内に存在している訳です。
結論を言ってしまうと、「叶っている自分」を認識できたら、そっちにしゃべらせればいいんだよ!ということ。
脳内でのメインポジションを、「叶っている自分」の方に交代させちゃえばそれでOK。
これで、「あれ思っちゃダメ!これ思っちゃダメ!」という叶っていない自分へのしつけ作業から、まるっと解放されます。
混乱してきた人もいるかもなので、「叶っている自分になること」と「なりきろうとすること」の違いについてここで一度まとめておきますね。
- 叶っている自分に「なりきろうとする」:「叶っていない自分」に叶っていると思い込ませようとしたり、叶っている人のフリをさせようとすること
- 叶っている自分に「なる」:脳内でしゃべっているのが「叶っていない自分」だと気づいたら、「叶っている自分」に選手交代させること
そして「叶っている自分」は、実は願望を持った時点で既に情報空間に存在しているので、叶っている自分に「なる」には「叶っている自分」という存在そのものを認識(意識化)することが大前提ということになります。
けっこう盲点になりやすいのですが、わからないものに「なる」ってそもそも無理な話なので、ここが大事なのって、考えてみれば当然なんですよね(笑)
- 「思い込ませること」との違いはわかったけど、それでもやっぱり「なる」が難しく感じる。
- 叶っている自分になっても、すぐに元の自分に戻ってしまう。
という人は、ここが盲点になっている可能性大です。
本来であれば、たとえ元の自分に戻ってしまったって気づいても、そこでまた叶っている自分に戻ればまったく問題ない訳なのですが、たぶんこれが難しく感じる時って、そもそも「叶っている自分」がまだ認識できていない時!
私はこれを「言葉の中身が決まっていない状態」とよく表現するのですが、「叶っている自分」の在り方が自分の中ですごくボヤーッとモヤーッとしてるから、戻りたくても戻る位置がよくわからない、みたいな感じで路頭に迷っちゃうんですよね。
似たような悩みとして、「叶った自分になったけど、それでこの後はどうすればいいの?」という疑問が湧いてくる時も原因は同じだったりします。
よく言われるように、叶っている自分になったら、後は普通に生活していくだけなんですけど、大切なのはあくまで「叶っている自分」が普通に生活していくこと。
要は、「叶っている自分」の振る舞いって、生活って、一体何?ということがわからないと、従来の「叶っていない自分」としての振る舞いをするしかないので、叶っていない生活が延々と続いていくだけになっちゃうんです。
「えええ!!そんな身も蓋もないこと言わないでよー!!なる系やっぱり難しすぎ!!」って一瞬思うかもなんですが、ちゃんと解決策はあるので安心してくださいね。
しつこいようですが、突破口は「願望を持った時点で叶っている」にあります。
「願望を持った時点で叶っている」「願う=叶う」が成立する思考を手に入れるには?
つまり、「自分の願望ってそもそも何?」を認識できれば、「叶っている世界」も「叶っている自分」も自動的に意識上に浮上してくるよ!ということ♡
そこさえ認識できれば、即「なる」が可能なんです。
なので、自分の願望を把握できるようになった人にとっては、「願う=叶う」の状態が普通に成立するし、それゆえ「願望を持った時点で叶っている」という一見不可思議なフレーズがスッと出てきちゃったりする訳です(笑)
「いやでも、願望ならもうとっくに認識してますけど…大好きな彼と付き合いたいし、あとお金もいっぱい欲しいって思ってるけど、これは願望じゃないの??」
うんうん、そう思いますよね!
それこそ私もずーっと同じことを思っていて、「願いを認識しろとか、意識上に上げろとか言うけど、願いならとっくに認識してるよっ!!!一体私の願いの何がダメで違うのか教えてよー!!」って悶絶しまくっていました(笑)
答えを言ってしまうと、願っているのに叶わない、つまり自分自身が願望(自分が本当に望んでいること)を認識できていない時っていうのは、だいたい以下の2パターンになります。
①フェイクの願望に意識を奪われている(他者の洗脳や過去の記憶によって「欲しい」と思い込まされているだけ)


②言葉の中身が決まっていない(その願いを叶えることでどうなりたいのか?が認識できていない)


この両方のパターンに共通して言えるのは、三次元、つまり現象としての願望に視線を奪われて、その先に自分は何を求めているのか?ここが認識できていないことなんですよね。
三次元の願望(大好きな彼と付き合う・結婚する・お金持ちになる等)というのは、実は「自分が本当に求めている状態」を手に入れるための手段やルートにすぎません。
自分が本当に求めているのは、その先(三次元の願望が叶った先)にある「自分の幸せ」な訳で、つまりここを認識しないで三次元の願望のみを願望だと思ってしまっていると、上記の例のようにフェイクの願望に意識を奪われたり、願っていることの「言葉の中身」がいつまでも決まらない状態が続いてしまうことになります。
なので結論を書いてしまうと、自分の幸せ(自分が本当に求めている状態)って何なのか?そこがわかっている人は自分の願望を即認識できるし、「叶っている自分」も即認識できるので、「願う」と「叶う」の間に限りなく時差がなくなっていくということ。
叶っている自分に「なる」ことがどんどん簡単になってくからですね♡
私は初期、この構造が全然わかっていなくて、むしろ「自分の本当の望みを知るとか自己理解とか、めんどくさい!そんな悠長なことしてる暇ないの!それより私は一刻も早く、この目の前の願いを叶えたいのよー!!!」って思っていたんですよね。
結局はそれが遠回りの原因だった訳です(笑)
「願望を持った時点で叶っている」「願う=叶う」これがデフォルトで成立する人になる秘訣って、「自分の好み、つまり自分の快不快をよく知ってあげること」こんな一見地味とも思えるようなことだったんですよね。
願望のズレを修正すると、願うと叶うが直結する
参考までに私の過去の事例を書くと、「追われる恋愛がしてみたい」っていう願望が長いことあったんですね。
でも当初なかなか叶わなくて、恋愛テクニックを駆使してもダメ、ど根性アファメーションしてもダメ、「なる」ももちろんダメ。
悲惨なくらいに失敗続きだったんですが、今回書いてきたようなことを自分なりに咀嚼してみた時、「ああ、そもそも願望がめっちゃズレてるー!!!私これ全然望んでなかった!!!(笑)」って気づいたんですよね。
といっても、「追われる恋愛がしたい」っていう願望自体が違っていた訳じゃなくて、その言葉に持たせている意味がすっごく変だったんです(笑)
私が過去にやっていたトンチンカン「なる」
その当時、私がどんな「なる」をしていたかというと…
「彼に追われている私って、小悪魔みたいな感じ?わがままとかおねだりとかして振り回しちゃう的な?」をまず試す。
→普通に嫌な顔をされる。むしろ「私最近嫌われ始めてない?」という雰囲気すら感じるようになる(笑)
「なんか小悪魔作戦うまくいかないな。じゃあ、追われている私って…スタイル抜群でいつもキレイ、気が利いて明るくて優しくてそれでいて謙虚で、ついでに仕事もできて、家事もサラッとこなせちゃう私?満場一致の才色兼備?」
→いやそんなの無理、大変すぎてストレスでおかしくなるよ!どんだけ努力すればいいのよー!!!!たかだか追われる恋愛のためにそこまで頑張りたくない!(え?)
もう、今思い返してもつっこみどころ満載で赤面モノなのですが、
- 世間の洗脳にはまってフェイクの願望に振り回されている。
- 言葉の中身が自分好みの定義になっていないので「叶っている自分」の姿がまったく観えていない(それゆえ「なる」が全然できない)
というダブルパンチ状態がよくわかる実例ではないかなと思います(笑)
起死回生のポイントを公開!
ここから私がどうやって起死回生を図ったかというと、「追われる恋愛がしたい」この願望自体はもちろん取り下げませんでした。
問題なのは言葉としての願望の方ではなく、その中身の方だということだけはかろうじてわかっていたので(笑)
なので、「自分がその言葉の向こうにどんな幸せを欲しているのか?」そこを認識して、それを私独自の「追われる恋愛」の定義にしたんです。
そもそも私が望んでいたのは小悪魔になって彼を振り回すことでもなければ、「一部の隙もない完璧な彼女」として彼に合格点をもらうことでもなくて(笑)、家事が超苦手で、ズボラで毒舌で、話し好きなんだけど恥ずかしがり屋で、さみしがり屋なんだけど一人の時間もたくさん必要なめんどくさい性格で、仕事の要領もいいんだか悪いんだか微妙な、そういう「無理してない素の私」として、彼にデレデレされたいっていうのが望みだったんですよね。
で、そこがわかった時、それまで自分の欠点だと思っていた部分が、「彼に愛される個性」として私の中で役割が変わったんです。
あ、もちろん、無理やりそう自分に言い聞かせたとかではないですよ!(笑)
そうじゃなくて、願望を認識した瞬間、それが成立している「叶っている世界」とその叶っている世界の中にいる「叶っている自分」の姿が観えて、そうした役割の変化が私の中で起こったっていう感じです♡
「同じことしてるんだけど、この自分がやってるとなんか嫌な感じしないなー、いやむしろかなり好きって思える!!」みたいな変化があったんです。
私がトンチンカンな「なる」をしていた時っていうのは、「自分じゃダメだから、うまくいっている人や世間的に理想とされている誰かの真似をしなきゃ!」ってなってたんですよね。
これってつまりは、「私じゃない誰かにならないと、追いかけられるほど愛してなんてもらえない」っていう世界観ゆえで、言い換えるなら、「それを叶えている自分」になっていた訳です。
自分ではない別の誰かになろうとするって、それこそどれだけ自分をしつけまくらないといけないんだって話だし、そもそもこれって完全なる自己否定なので、頑張れば頑張るほど自己評価が下がって、彼の心が遠ざかっていくのも当然で。


「叶っている自分」と「自分が心地よいと思える自分」が一致した時、願うと叶うが直結した
逆に本願を認識できた後、なぜシレッと「叶っている自分」になることができたかというと、それが「自分が本当になりたい自分」であり、「自分が好きと思える自分」だったからなんですよね。
もっと踏み込んで言うと、「自分が一番心地よいと思える自分」だったから!
今の自分でいることよりも、その自分でいることの方が圧倒的に心地よい訳なので、自然と「あ、その自分になりたい!いや、なる」って、まさに顕在意識と潜在意識がピタリと一致した状態で決めることができたんです。
ちなみにその後現実面がどうなったかというと、あえて彼にどうこうアプローチを変えることは特にしませんでした。
というより、もう彼に対してあれこれ作戦めいたことをやるのが全然しっくり来ていなかったので、とりあえず彼のことは放置して、叶っている自分として普通に生活してました。
具体的に生活や行動面で何を変えたかと言うと、私の場合はまず仕事面で色々変化を加えたくなって、うすうすもう嫌だなーと思っていたやり方を変えたり、作業場所を超お気に入りの場所に変えてみたり。
あと選ぶ服とかも、ちょっと変わったかなと思います。
「着ていて最高に心地よく感じるお洋服」「これを着ている自分大好き」そう思えるものにどんどん買い替えていったんですね。
それ以前は「彼、こういうの好きかな?」とか「あ、こんなに値引きされてる!買わなきゃ損かも!」こういう尺度から買っていたのですが、もうこの時は、「これを着ている自分大好き」って思っている自分に彼が惹かれるっていうところまで観えていたので、自分の「好き」や「心地よさ」をとにかく優先してました。
で、そうこうしている内に、なんだか彼から頻繁に連絡が入るようになってきて、気づいたら「追われる恋愛」が手に入っていたんです♡
注目して欲しいのは、彼に直接何かをした訳じゃないという点。
「え、でも放置していた訳でしょ?結果的にそれが彼の気を引いたってことじゃないの?」
そう思うかもしれないのですが、恋愛駆け引きとしての「自分から連絡しない」はもう既にさんざんやった後の話なんですよね(笑)
「追われたいから駆け引きとして連絡を我慢する」のと「追われる自分になったから、気づいたら放置状態になっていた」のとでは、そもそもの「自分」がまったく違うので、表面上は同じ行動のように見えたとしても、受け取る結果ってまるで違うものになります。
ぜひ、この違いを腑に落としてもらえればなと思います♡
「願望を持った時点で叶っている」体得ポイントまとめ
- どの自分からそれをしているのか?
- 「叶っている自分」「なりたい自分」は「自分にとって心地よい自分」になっているか?
このあたりを見落とさなければ、叶った自分になることって本当に簡単だし、それゆえ「願望を持った時点で叶っている」こんな思考が成立してしまうことも自然と理解できるというか、身を持って経験できてしまうはずです。
誰かの気づきと願望実現の突破口になればうれしいです。
では♡