- 叶えたいことがあるのに、もうそろそろ本気で変わりたいと思っているのに、なぜかやる気が出ない…気持ちばかり焦って嫌になる!
- やりたいことはたくさんあるのだけど、どうしても気力が湧かず、何もしないまま今日も過ぎてしまった…
- やることが山積みなのに、休日はだるくていつも寝てばかり。
前に進みたいと思っているのになかなか動けず、そんな自分を責めたくなってしまうことは誰しもあると思います。
なんとかやる気を起こさなきゃ!行動しなきゃ!と様々なモチベーションアップ法や自己管理術を試してみるものの、どれも一時的な効果しかなかったり、行動できたとしても常にどこか苦しさや「無理してる感」がつきまとったり…なんだかこれって根本的な解決になってない気がする!と思ったことのある人は多いのではないでしょうか?
「やる気が出ない」「何もしたくない」のは自分の意志力が弱いせいだと自己嫌悪に陥る人も多いですが、実はこれらの状態って、スピリチュアルな観点からすると、とても重要なメッセージが込められてるんですよね。
この内側からのサインを無視して、自分に鞭打つように何かしらの行動を起こしたとしても、結局はそれって自分に無理をさせている状態なので、長続きするものではないし、幸せを感じられる状態ではありません。
今回はそんな、やる気が出ない、何もしたくない時のスピリチュアルな意味と対処法についてお話ししていきますね。
もう自分に鞭打つことにほとほと疲れた!もっと楽しんで願いを叶えていく方法を知りたい!という人には必読の内容です。
やる気が出ない、何もしたくない時のスピリチュアルな意味とは?
まず最初に知って欲しいこと!
それは、「やる気が出ない」「何もしたくない」という状態に自己嫌悪を感じる必要はまったくないということ。
そもそもそれって、全然「ダメなこと」ではないんです(笑)
空腹を感じる、眠気を感じるというのと同じくらい、ごく当たり前の生体反応なんですよね。
体が空腹や眠気を訴えている時、そこにはちゃんと正当な理由があってそういったサインを送っている訳で、そんな自分はダメだ!意志力が足りない!と自分に鞭を打ち続けていたら、疲労でどんどんパフォーマンスが下がっていくか、病気になるのがオチです。
そう、つまり「やる気が出ない」「何もしたくない」時も、ちゃんとそこにはスピリチュアルな要因があって、それを意志力でねじ伏せようとすることは、自分の無意識領域に「蓋をしている」「見ないようにしている」だけなんだよ、ということ♡
この自分の無意識(潜在意識)領域の部分に、あなたのやる気を左右する秘密があるんです。
どういうことか、順を追って説明していきますね。
やる気の源泉とは?行動は原因ではなく結果
多くの人が誤解している部分になりますが、大前提として、私たちの行動というのは、願いを叶えるための原因ではありません。
実は行動というのは「原因」ではなく、「結果」なんです。
何の結果か?それは、「自分の潜在意識にどんな未来を設定しているか?」そこが常に行動選択の起点(原因)であり、今自分が取っている行動というのは、それによって生み出された現象(結果)だということ。
設定された未来を作るために潜在意識があなたに選択させているもの、それがあなたが今まさに取っている行動なんですよね(ここで言う「行動」とは、「何もしない」ということも含めて、潜在意識があなたに取らせている行動ということになります)
そういった意味では、実は私たちって、設定された未来に向かって常に100%のやる気で行動し続けている状態であるとも言えます。
あなたが何をしていてもしてなくても、それらはすべて「潜在意識に設定された未来に紐づけられた行動」なんです。
やる気が出ない、動けない状態は潜在意識と顕在意識の不一致を知らせるスピリチュアルサイン
では私たちが実際に「やる気が出ない」「動けない」と感じている時って、一体どういう状態なのか?
それは、潜在意識に設定されている未来と顕在意識で行きたいと思ってる未来が不一致の状態になっている時なんです。
自分が意識上で行きたいと思っている未来と潜在意識が行こうとしている未来がバラバラのため、頭では確かにこちらに行きたいと思っているのだけど、それに反してなんだか腰が重たく感じてしまう、なかなか動けないといった膠着状態が自分の中に生じることになります。
多くの場合ここで、「なんでもっとサクサク行動できないんだろう…」と自分責めしたくなるところですが、潜在意識が全力でブレーキをかけてきている訳なので、いくら自分責めしてもただ自分を落ち込ませるだけで、実はまったく解決策にはなりません。
「やる気が出ない」というのは、潜在意識と顕在意識の不一致を知らせるスピリチュアルサインであり、いわば生理現象のようなものなので、自分を責めても仕方がないんですよね(笑)
ここで大事なのは、自分に鞭打って無理やりやる気や行動を起こさせようとすることではなく、潜在意識と顕在意識のズレを修正するということ。
「自分の潜在意識に何を設定しているのか?」を知る方法
それにはまず、「自分の潜在意識に何を設定しているのか?」を知る必要があります。
実は、潜在意識にどんな未来を設定しているのか?それを知る方法って、ものすごく簡単なんです。
それは、「このまま行ったら、未来の自分ってどんな感じになっていると思う?」と自分に聞いてみること。
そこで一番最初にパッと思いつく自分、それがあなたが潜在意識に設定している未来の自分(セルフイメージ)なんです。
ポイントは「未来の自分像」を無理やりひねり出すことではなくて、自動反応で浮かんできた自分の姿をきちんと認識すること!
無理やりひねり出した方は、自分が意識上で考え出したもの、つまり顕在意識で作り上げた未来の自分。
対して、自動反応で出てきたイメージの方は、潜在意識にセットされている未来の自分ということになります。
この仕組みを簡単に説明すると、「潜在意識(無意識)というのは自動運転で働いているものだから」なんですよね。
たとえば、私たちの体内で各種臓器を動かし生命を維持しているのは、潜在意識の働きになります。
私たちが何も意識しなくても、これら臓器がうまく連携を取って生命維持活動を行ってくれているのは、まさに潜在意識の自動運転システムによって行われている仕事だからなんです。
シンプルに言うと、頭でわざわざ考えて「えーっと…」と行うのは顕在意識領域による仕事で、私たちが意識せずとも自動反応で思考を走らせたり体を動かすのは、潜在意識(無意識)領域による仕事だということ。
そして、あなたが 日々している選択というのは、すべてこの潜在意識に設定された未来の自分像に紐づくものになっています。
このあたりが見えてくると、どうして自分は日々こういう行動を取っているのか?どうしてやる気が出ないと感じるような状態になってしまっているのか?それがはっきりと理解できてくるかと思います。
そう、つまり潜在意識は現状維持しようとしている訳なんですよね(笑)
- 顕在意識は現状を打破したいと思っている。
- けれど潜在意識は現状を維持したいと思っている。
すると顕在意識と潜在意識の力関係上、行動選択としては現状維持するという行動が採用される訳です。
だるくて寝てばかり、何もやる気が起きない時はエネルギー枯渇のサイン!意志力を使いすぎると人は無気力になる
もちろん、顕在意識の力(意志力)によって無理やり行動を起こすことも、短期的には可能です。
ですが意志力って、残念ながら無限ではありません。
限られた貴重なエネルギーなので、使えば必ず消耗します。
この「意志力を使い果たしてエネルギーが枯渇した状態」っていうのが、つまりは「何もしたくない時」なんです。
文字通り、無気力状態に陥ってしまうこと。
意識のズレを無視したままやる気を「奮い起こそう」とすることって、短期的には前に進んだように思えても、長期的には必ずどこかで減速やストップがかかるようになっています。
だからこそ、「何もやる気が起きない自分」も「だるくて寝てばかりの自分」も、どちらもダメ出しをする必要ってまったくなくて、意識のズレを修正することこそが、その場しのぎでない根本的な対処法になるんです。
そう、つまり「意志力を使わずして、欲しい未来に紐づく行動を自然と選択できる自分」になるということ。
目指す状態はここなんです♡
やる気が出ない、何もしたくない時のスピリチュアルな対処法
ではどうやってその状態を作るかなんですけど、そもそもどうして潜在意識は、現状打破したいという顕在意識の望みを採用してくれないのでしょうか?
答えはシンプルで、あなたが今顕在意識で望んでいる未来よりも、現状維持の未来の方がはるかにマシだと判断しているからなんです!(笑)
潜在意識がその未来に行きたがらない理由を見破る
意外に思うかもしれないのですが、「その願いは叶わない方が自分にとってメリットが大きい」と無意識(潜在意識)レベルであなた自身が判断しているからなんです。
「えっ、どういうこと!?」と不思議に思いますよね(笑)
私も初めてこのことをメンターに教わった時、とても驚いた記憶があります。
というのも、その時の私というのは、願いを叶えるということを点でしか見ていなかったからなんですよね。
その願いが叶った瞬間や、叶った後の現実のごくごく一部しか見ていない状態。
実際は「願いが叶うまでの過程」や「願いが叶ったその先」にたくさんのデメリットを無意識に設定していたにも関わらず、それを見ないことにしていたんです(汗)
もちろん無意識レベルではそうしたデメリットの存在をガッツリ認識していて、だからこそ、その時点で願いが叶っていなかった訳ですが(笑)、顕在意識レベルでは億劫なので見ないことにしていたのですよね…
顕在意識で認識できていないものは、私たちは自分で操作することができませんので、そこを意識化できない限り、願いは潜在意識にスルーされ続けることになります。
なので、無意識に設定してしまっている「願いが叶うデメリット」をまずは意識化すること。
これが重要なんです。
簡単な例を挙げてみますね。
- 彼と同棲or結婚したいけれど、実際に彼と一緒に住むことになったら、私のだらしないところがバレて、幻滅されてしまいそう…
- 彼と付き合いたいけれど、今の私では、付き合ってもうまくいく気がしない…
- お金がたくさん欲しいけれど、お金を稼ぐために忙しい思いをしたり、プレッシャーのかかるようなポジションに就くのは怖い!
などが、よくあるパターンなのではないかなと思います。
つまり、「そんな思いをするくらいなら、叶わない方がマシ!!」と心のどこかで思っている要因を浮上させてみるということ。
「願いが叶うデメリット」を解消する
どうでしょう?何かデメリットが浮かんできたでしょうか?
そのデメリットを解消してあげることで、潜在意識はその願いを叶えよう!と受け入れてくれるようになるんです。
それまでさんざん自分を足止めさせ続けてきた無意識の実現回避(なぜかやる気が出ない、動けない、だらだらしてしまう)状態から、いわゆる「自然とやる気が出てくる状態」へと意識状態が変容することになります。
ただここで、「え、でも、このデメリットを解消するのって難しくない?だって実際世の中ってそういうものだし…」という考えが出てくる人も多いのではないかなと思います。
というか実は私も最初、そう思ったんですよね(笑)
そう、ここが最大のつまづきポイントであり、まさに盲点なんです。
私たちが潜在意識で何を受け入れているのか?それを見抜くものすごーく簡単な指標があって、それは、自分が「そういうもの」「当たり前」と思っていること、それこそがその人が潜在意識レベルで受け入れている内容であり、その人独自の世界観(世界の設定)なんです。
つまり、あなたが今「そういうもの」だと思っているデメリットの内容、まさにそれが「あなたが観ている世界の前提」だということ!
このブログでもたびたび書いていますが、潜在意識が叶えるのって、私たちが口に出して言った願いそのものではないんですよね。
たとえば、自分はこれを叶えたいと口に出したとして、潜在意識が叶えるのは、その願いの内容ではなく、その時にあなたが観ていた世界の前提なんです。
前提というのは、あなたが「○○とはこういうもの」「△△であることは当たり前」と思っている内容であり、その前提を元に、私たちの脳は現実世界から「その前提に合致する情報」をピックアップし、あなた独自の現実として展開しています。
言い換えるなら、私たちが「当たり前」と思っていることって、一種の結界みたいなものなんですよね。
それ以外の世界を自分に認識させず、現状の世界という情報空間に自らを閉じ込めてしまう無意識の結界のようなもの。
この結界(現状の世界観)を一度、壊してしまう必要があるんです♡
無意識に設定した「都合の悪い前提」を壊すには?
難しく思えるかもしれないのですが、やり方はすごくシンプル!
まずは今の自分の現実(特定の前提の元に認識されている世界)を本気で疑うこと。
今自分が当たり前だと思ってることは、あくまで今現在の自分の設定に過ぎず、絶対的な真実ではないということを一度受け入れてみるんです。
「だらしないところがバレると、彼に幻滅される」も「たくさんのお金を稼ぐには、忙しい思いをしたり、プレッシャーに耐えたりしなくてはならない」も、ある人にとっては真実かもしれませんが、ある人にとっては真実ではありません。
だらしなくても彼に溺愛されている人はたくさんいるし、過重労働ともプレッシャーとも無縁で楽しくたくさんのお金を得ている人は大勢います。
それは、その人その人の前提が異なることで、脳が認識できる情報が異なるからなんですよね。
その「認識できる範囲の差」が、受け取る現実の差となります。
「○○をするのは簡単」という前提を持っていると「簡単に○○できるルート」を認識することができるけど、「○○をするのは難しい」という前提を持っていると、「通るのが極めて難しいルート」しか認識できないか、そもそもルートが見つからないということが起きてきます。
これが要は、それぞれの脳が「認識できる範囲の差」ということになります。
このあたりについては、こちらの記事でくわしくまとめていますので、参考にしてみてくださいね!
そしたら今度は、自分が本当に見たい世界、新しく設定したい内容を決め、「今度私が見たいのはこういう世界!この前提で情報収集してきて!」と脳に指示してあげるんです。
私たちの脳というのは、一度に一つの現実しか認識することができません。
つまり、新しい前提を自身の中に作ってしまえば、以前の前提を元に作られた世界はそこで認識されなくなるということ。
これが、現状の脳内世界(都合の悪い思い込み)を壊す鉄板の方法になります♡
本気で欲望を感じる未来を脳に認識させる
参考までに、ここからの流れをさらに解説すると、新しい指示を脳に送ってまず最初に起こることとして、脳が「その世界」を認識できるようになってきます。
「それを既に叶えている人」の存在が視界の中に入ってくるようになるんです。
「あ、こういうのって、ほんとにアリなんだ!」「こんなのありえないと思ってたけど、そうじゃなかったんだ!」ということが、その人たちの存在によって認識できれば、もうそこであなたの世界の前提って既に変わってるんですよね。
これって、それまで知覚外だったものが、知覚の内側に入ってきてる証なんです(もしも既にそういう人たちの存在が視界に入っていて、嫉妬を覚えている!という人は、実はそれってすごいことなんですよ!)
こうして知覚の範囲をどんどんと広げていくことで、「本当に行きたい未来」を脳に認識させ、そこに行くと決めてしまえば、もうこちらのもの!
脳がその未来に本気で欲望を感じれば、潜在意識はあなたに必ず実現行動を取らせ始めます。
これが私たちの行動選択の原則であり、やる気が出ない状態に対して、力ずくでやる気を奮い起こそうとすることは、結局はその場しのぎの対策にしかなりません。
それよりもやるべきは、本当に行きたい未来(本当に欲しい状態)を知覚の内側に入れてあげること、なんです。
まとめ
やる気が出ない、ついだらだらしてしまう、動けない時というのは、「自分が本当に行くべき未来(自分が本当に幸せを感じられる状態)が認識できていない状態だよ!ここを見つけて!」という内側からのサインになります。
このスピリチュアルサインを見誤ったり、無視してしまうと、「苦しい割になかなか願いが叶わない、目標達成できない」という、現状維持ループにはまりこむことになります。
そう、やる気って本来、自分に鞭打つようにして無理に奮い起こすものではなく、欲しい未来から勝手にわき出てくるものなんですよね♡
コツは、「願いが叶うまでの過程」や「願いが叶った先の未来」に望まないこと(願いを叶えるデメリット)が混じっていないか妥協なくよーくチェックしてみること!
特に、日々なかなか行動が起こせず、だらだらしてしまうのが悩みという場合、「願いが叶うまでの過程」を嫌なこと(苦行)で埋め尽くしている可能性大です。
いくら欲しい未来が先にあったとしても、その手前にやりたくないことをたくさん設定している場合、脳はあの手この手で実行回避しようとしてきます。
しかもそうした設定って、「叶った状態を維持するには、その嫌なことをやり続けなければならない」という設定にもつながるため、叶った先の未来にもデメリットが同時発生してしまうことになるんです。
願いの叶え方、目標達成の仕方を徹底的に自分好みにすること!
ここを妥協しないことが最大の秘訣です♡
「え、でもそんなの無理じゃない?これを叶えるには、あれをしなきゃだし、これをしなきゃだし…」という脳内トークがここでもしも湧いてきたら、その時こそ、自分の認識を制限している思い込みに気づくチャンスです!
「ない」という前提で探せば、「ない」という回答を脳は返してきます。
「私は今その方法を知らないけれど、それは方法がこの世にない訳ではなく、自分の知覚の内側にないだけ。だから今度はこういう条件でルートを探してきてね!」と脳に指示を送ってあげること。
とにかくまずはアンテナを立ててみるんです♡
アンテナを立てることで、脳は初めて「その条件下での情報収集」を開始することができるようになります。
最初はほんの小さなことでもいいので、実験感覚で知覚外にアンテナを立てる練習をしてみるのがオススメです。
- 今はまだルートがわからないけど、まずは望む条件でアンテナを立ててみる。
- しばらくして、希望通りの方法やルートが見つかる。
このサイクルを何度か繰り返していくと、知覚外に認識を広げる感覚がつかめてくると同時に、自分の脳への信頼度がグッと上がってくるはずです。
パワハラのごとく自分に鞭打ち続けるより、自分自身とも目標とも、ずっと楽しく上手に付き合えるようになりますよ!(サインを無視して自分にパワハラし続けると、最終的に「何もしたくない!」と自分がグレるので要注意です・笑)
今回の内容は、やる気や行動力に関する悩みへの根本的な解決策であると同時に、至福のモチベーションアップ術でもありますので、日頃、目標に向かって行動することにどこか無理やり感や息苦しさを感じている人は、ぜひ試してみてくださいね!
では♡