私たちの毎日って、選択の連続です。
- 今の彼と付き合い続ける?それとも別の人?
- 彼に連絡する?しない?
- 引っ越したいけど、物件選びで迷ってなかなか決められない。
- 会社を辞める?辞めない?
- 欲しくて仕方ないけど予算的にちょっと厳しいあの品物、買うか買わないかずっと迷っている。
- A社にする?B社にする?
一体どちらを選べばいいのか?どれが正解なのか?
そう、誰だって正解を選びたいし、間違った方を選んで後で自分責めするのも嫌ですよね。
でも実は、AかBかなかなか決められない!そう悩む時っていうのは、スピリチュアル的にすごく大切な意味を持つ、ある意味ターニングポイントでもあるんです。
そこには、あなたの人生を大きくクラスアップさせる鍵が隠されています。
今回は、迷った時のスピリチュアルな意味と、大満足の未来を手に入れる決め方についてお話していきます。
- 間違った方を選ぶのが怖くて、決めることがとにかく苦手。
- もう迷うことに疲れてきた…いつまでたっても堂々巡りで考えるのが苦しい。
こういう人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
迷った時のスピリチュアルな意味とは?
まずそもそも、迷う時ってどういう時なのか?
一言で言うと、絶対こっち!これにする!という決め手がない時なんですよね。
で、迷った時のごく一般的な対処法で言うと、「AとBそれぞれのメリットデメリットを書き出して、どちらにするかよく考える」みたいなやり方が推奨されがちです。
もちろん、決してこの方法がダメとか不正解とかいう訳ではなく、私自身も大好きなガジェット類を買う時なんかは、それぞれのスペックをよーく見比べて、それこそ何日もかけて考えたりします。
むしろこういう時の迷う時間ってなかなかに幸せだったりするので、私だけでなくおそらく多くの人にとって、迷うこと、決められないことが「悩み」とはならないのではないかなと思います。
つまり何が言いたいかと言うと、メリットデメリットの書き出しでスパッと気分良く解決するくらいだったら、そもそも人間、迷って決められない状態に悩んだり苦しんだりしてないということ!(笑)
そう、どうして迷うこと、決められないことに苦しさを感じているかというと、どっちを選んでもあまり気分良くならなそうだな、どこか妥協した選択になるな(だから選びたくないな)ということが心のどこかでわかっているからなんです。
選択に迷った時、決めるべきは「どっちにするか」ではない!?
何かを決めること、選択することにプレッシャーを感じすぎて決められない!となる人は多いし、何より以前の私がそうだったので、
- ここで選択をミスったら、後で大変なことになる(汗)
- 変な方を選んじゃったら、未来の私に迷惑がかかる!そしたら自分責めの嵐になりそうで怖い…
こういった気持ちって、ものすごーくよくわかります!(笑)
でも実はここにこそ、そもそもの誤解があって、私たちの選択や行動って、未来を左右する「原因」ではないんですよね。
いかにも「原因」っぽーく見えるだけで、その正体はなんと「結果」
どういうことかというと、自分が設定している未来を叶えるために潜在意識(脳の無意識領域)が私たちに選ばせているもの、それこそが今まさにしている行動選択だということ。
つまり、自分が無意識にどんな未来を観ているか?設定しているか?そこが未来を決める真の原因部分であり、今何を選ぶか?どちらを選ぶか?それともどちらも選ばないのか?それらはすべて「結果」にすぎないんです。
いかにも自分で選んでいるようでいて、実は脳内に設定している未来によって選ばされているということ。
そして、どちらも選びたくない、選べないと迷っている時というのはズバリ、「どの道イマイチな未来しか観えないから、どっちの選択肢もやる気出ないよ…」と脳みそが判断している時なんですよね(笑)
「その先に魅力的な未来が観えないから、それなら現状維持でいきたい」という脳みその判断によって、今決められない、動けないという行動が「結果」として生まれているという流れ。
「決められない」は重要なスピリチュアルサイン!迷った時、まず最初に決めるべき箇所とは?
つまり「迷った時」のスピリチュアルな意味って、「観ている未来が妥協だらけであまり欲しくないものになってしまっているから、一度落ち着いてそこから見直してみようよ!ルートや手段をどれにするのか決めるのはそれからだよ!」ということなんです♡
まずそもそも行きたくもない場所へのルート候補を差し出されて、どれにする?って言われても確かに困るし、気持ちよく決められないのって当然なんですよね(笑)
これが、私たちが迷うこと、決めることに苦しさを感じた時に内側で起こっていることであり、自分自身からの訴え(スピリチュアルメッセージ)ということになります。
大満足の未来を手に入れる迷った時の決め方
「じゃあ、魅力的な未来ってどう決めたらいいの?どうしたら決めたことになるの?」という疑問がここで出てきますよね♡
迷った時の決め方 ステップ1「自分は今どんな未来を設定しているのか?」を認識する
それにはまず、「今自分がどんな未来を観ている(潜在意識にセットしている)のか?」を知る必要があります。
これを知る方法はとっても簡単!
「このままいったら、未来の私ってどうなってると思う?」と脳に問いかけてみて、瞬間的にパッと浮かんだイメージ、それが「今あなたが潜在意識にセットしている未来の自分」になります。
ポイントは、反射的に出てくる未来像や体感をそのままキャッチすること。
頭で「えーっと…」と考えてひねり出した未来像は顕在意識で捏造したものになりがちですので、気をつけてくださいね!
潜在意識は常に自動反応で動いている意識領域になりますので、反射的にパッと浮かぶもの、それが潜在意識からアウトプットされているものなんです♡
(このあたりの構造については、こちらの記事にくわしくまとめていますので、興味のある方は参考にしてみてください)
潜在意識にアクセスするって、なんだかすごく難しくて高度なスピリチュアル技法なのでは?と考えている人も多いと思うのですが、実はこんな感じで、潜在意識にアクセスするのって、ものすごーく簡単なんです。
特別な技術も練習もいらなくて、誰でもその場ですぐできるくらいとても単純なもの。
こうして、まず今の自分が脳にセットしている未来像がわかったら、次は「目の前にある選択肢のその先に何を観ているのか?」ここを明らかにしていきます。
迷った時の決め方 ステップ2「選択肢のその先に何を観ているのか?」を認識する
これもさっきと同じ要領で、「これを選んだら、その先の私ってどうなってると思う?」みたいな質問を自分に投げてみればOKです。
そうすると、「めんどくさい雑事に追われる毎日になってそう(汗)」とか、「収入は増えそうだけど、プレッシャーだらけの毎日で疲弊してそう」とか、「彼と結婚したらしたで、毎日ご飯作りとかめんどくさいかも…」などなど、色んな未来が観えてくると思います。
ちょっと憂鬱な未来ばかりを例に挙げてしまいましたが、実際選択に迷った時って、「その先に観ている未来」の中に何かしら自分にとってひっかかりとなるデメリットがあるから、選べていない訳なんですよね。
なので、
- 自分はその先の未来に、どんな世界や自分の姿を観ているのか?
- そのどこにひっかかりを感じているのか?
ここをまずは徹底的に明らかにしてしまうんです。
迷った時の決め方 ステップ3「本当に欲しい未来」を認識する
- 自分が脳に設定している現状維持の未来
- 目の前の選択肢の先にある決めきれない未来候補
これらをそれぞれ認識できたら今度は、一度どの未来も選択肢も脇に置いて、「それはさておき、どうだったら最高かな?」「どんな未来が私は欲しい?」そこを観てみてください。
「え??せっかく認識したのにいきなり脇に置いちゃうの?それだったら、最初から欲しい未来を観てみるのではダメなの?」そう思う人もいるかと思います(笑)
もちろん、いきなりスッキリと「本当に欲しい未来」を認識できる場合はそれでOKなのですが、選択に迷って決められない!となっている時、それをするのってちょっと難しいんですよね。
なぜなら、「本当に欲しい未来」がすぐ認識できるのであれば、「どの未来もイマイチすぎて決められないし、決めたくない」という状態にはそもそもなっていないからです。
たとえば、今の彼と付き合い続けるか?それとも別の誰かにした方がいいのか?どちらにするか迷っていたとして、どの相手を選ぶにせよ、本当に欲しい未来って「幸せな恋愛をしている未来」だと思うのですが、肝心なのは、「その言葉の中身が認識できているかどうか?自分独自の定義ができているかどうか?」だよ!ってことなんです♡
「結婚するか?しないか?」「転職するか?しないか?」これらで迷っている場合も同様で、
- 結婚するしないは一旦脇に置いて、「どういう生活を自分は望んでいるのか?パートナーとどういう関係性でいたいのか?」
- 転職するしないはさておき、「どんな人に囲まれて、どんな風に仕事ができたら最高なのか?そしてどんな気分で日々過ごしたいのか?」
こうした本当に自分好みで自分カスタムの未来を認識できるかどうか?そこなんですよね。
でね、それを踏まえた上で、どうしてステップ1と2で、今脳内にある「あんまり欲しくない未来」をわざわざ意識化したかというと、そこにあなたの「好き嫌い」「快不快」を認識するための情報がギュッと詰まっているからです。
つまり、「なんでその未来が欲しくないのか?」「何が嫌で、選ぶことを躊躇しているのか?」ここを認識することで、「じゃあどうだったら最高なんだろう?」が観えてくるんですよね♡
なぜなら、「好きと嫌い」「快と不快」って対極の関係にあるものだからです。
「これが嫌だ」「私はこれが不快」がわかることで、「自分が本当に欲しいもの(本当に手に入れたい未来)」がわかるという仕組み。
(このあたりについては、こちらの記事でくわしくまとめています)
自分が本当に欲しい未来が観えると、潜在意識って必ずそこに反応します。
「あ、それそれ!」とか、「わーっ、やっとしっくりきた!」「キュンときた♡」みたいな感じで、具体的にどういう感覚が返ってくるかは人それぞれですが、必ず「これだ」とわかる感情や体感をサインとして発してくれます。
言語の使える顕在意識と違い、潜在意識(無意識)って非言語の世界なので、自分の内側から出てくる非言語情報(イメージや感情・体感など)に意識を向けておくと、自分でも驚くほど明確に潜在意識の声をキャッチできるようになります。
迷った時の決め方 ステップ4「望む未来の中に入れたいのはどれ?」という視点で選択する
「本当に欲しい未来」が認識できたら、次はいよいよ「どのルートを選ぶのか?」「何を選択するのか?」ここを決めるステップになります。
とはいえ、ここまでくればもうこっちのもの♡
正解は既にあなたの手の中にあります。
何を選べばいいのか?何が自分にとっての正解なのか?これを知る方法は簡単。
自分が本当に欲しい未来を認識した上で、
- その未来の中に誰を(何を)入れたいか?
- その未来の中にいる「本当になりたい自分」に、一番しっくりくるものって何なのか?
この視点から、目の前の選択肢をあらためて見ていくんです。
つまり、「どちらを選ぶか?」「きちんと正解を選べるか?」という部分に自分の未来の成功不成功が懸かっている訳ではなく、自分が先に「本当に行きたい未来」を決めているから、自動的に「何を選択すればいいのか?」がわかるようになるんですよね。
もちろん選択自体はどちらを選んでも、はたまたどちらも選ばなくても良くて、自分が心地よく選択できるものを選べばOK♡
気持ちよく選べるかどうか?ってとても重要なサインで、なぜなら前述したように潜在意識っていうのは、非言語で自分のメッセージを伝えてくるヤツだからです(笑)
自分が本当に行きたい未来にフィットするルートなり手段なりを選択できた時、私たちって心から気持ちよく決断することができます。
この「気持ちよく決められた!」「スッキリと決断できた!」という感覚が、自分が望む未来、つまり自分にとっての正解を選べたひとつのサインとなります。
何が正解かわからない時、エネルギーを注ぐべきは「正解探し」ではなく「行き先の明確化」
- 正解を選べたら、幸せな未来が手に入る。
- 不正解を選んだら、嫌な未来に苦しむことになる。
この視点でいると、何かを選択すること、決断することってかなりのプレッシャーになります。
でも実は、自分が本当に欲しい未来を先に決めておくから、自然とどれを選べばいいかがわかるという仕組みなので、ここが腑に落ちると、正解選びに過剰にエネルギーを使うことってほぼほぼなくなっていきます。
何が正解かわからない時、本当にエネルギーを注ぐべきは「目の前の選択肢のどれが正解か?」を考えることではなく、「自分が本当に行きたいと思っているのはどこなのか?」ここを明確化することなんです。
- 「本当に望む未来」「本当になりたい自分」がわかっている限り、迷って決められない状態になることはない。
- じゃあ今迷っているということは、「行き先をもっと満足度の高いものにして」というスピリチュアルサインだ♡
こう思考展開できるようになると、迷うこと、決断できないことって、決してただ苦しくて嫌なものではなく、実は人生そのものをクラスアップさせる大チャンスだということが、まさに体験を伴ってわかってくるようになります。
たとえば、片思いや復縁などの恋愛で発生しがちな悩みの代表的パターン。
- 彼に連絡する?しない?
- デートに誘う?それとも誘われるのを待つ?
- 連絡するとして、どんな文面のメッセージを送ればいい?
- 連絡するタイミングはいつ?
こうした悩みって、相手とうまくいかせたい気持ちが強ければ強いほど、堂々巡りで考えてしまうし、かなりの時間とエネルギーを費やしてしまう部分じゃないかなと思います。
そしてこれまで解説してきたように、何が正解かわからなくて取るべき行動に悩んでる時っていうのは、要はその先が決まっていない時、つまり自分好みの未来を設定できていない時なんですよね。
「え?だって相手のあることだし、私一人でそんなの決められる訳ないよ!」そう思う気持ちはよーくわかります!(笑)
でもね、こういう時ほど、彼に連絡するかしないかは一旦脇に置いて、
- 彼とどういう関係性になりたいのか?
- 彼からどんな自分として観られたいのか?扱われたいのか?
- 彼とどんな風に、一緒の時間を過ごしていきたいのか?
っていうところをよーーーーーく観てみてほしいんです。
何が正解かわからなくて行動に迷った時、本当にエネルギーを注ぐべきは、いつ連絡するか?そのタイミングをはかることでもなければ、どんな文面を送るかを考えることでもなくて、あくまで行き先の方。
相手とうまくいかせたいと思って、その作戦に頭を悩ませている時ほど、「相手とうまくいく」というその言葉の中身をまずは決めてしまうこと♡
そこさえクリアになれば、正解の行動は、「その未来の中にいる自分」から自然と降りてきます。
「あ、その自分だったら、たぶんこうするな」とか、「これって一般的に推奨はされてるけど、でもその先に自分が欲しい未来はなさそうだよな…」とか、そんな感じで自然と正解不正解がわかるようになってくるので、ぜひ上記のような悩みで「何が正解かわからない!もう悩みすぎて頭からシューシュー煙が出ているよ!」って方は、「正解の行動」を探すことではなく、「自分が本当に欲しい行き先」を決めることの方にエネルギーの注ぎ先を変えてみてくださいね。
そうすると、自分の取るべき行動って自ずとわかるし、驚くことに、正解探しを必死にしていた時よりも、ずっと簡単に相手とうまくいってしまうんです♡
まとめと要注意ポイント補足:迷いがある時は、目の前の選択肢から焦って無理に決めようとしない
目の前の選択肢を見て、どうにも決めきれない、どれにすればいいか決断できないと迷って苦しさを感じている時というのは、
- 正解を選ぶことで欲しい未来に行ける。
- 間違ったら罰ゲーム(嫌な未来)
というプレッシャーだらけの視点に陥っている時。
けれど本当のところ、決められない・決断できない状態って、「満足できる行き先が観えていないから、どのルートも選びたくない!どちらに進むのも嫌だから、現状維持で行くよ」という自分の無意識領域(潜在意識)からの声(スピリチュアルメッセージ)なんですよね。
なので、選択に迷った時の決め方はシンプル♡
まずは自分が本当に行きたい未来を認識して、その未来に入れたいもの、フィットするものはどれかな?という視点で見ていくと、正解探しをせずとも、正解が自ずとわかるようになるんです。
もし、「行きたい未来を決めたけど、正解が全然見えてこない…」となった場合は、「行きたい未来」の言葉の中身がスカスカ状態になっているか、自分の好みがまったく反映されていないモノになっている可能性大ですので、まずは自分の快不快や好き嫌いにアンテナを立てまくってみてください。
そうすると、本当に望む未来を認識する、行きたい未来を決めるということがどういうことか、徐々にわかってくるはずです♡
また、「決め方はわかったけど、いきなり大きな決断をするのはやはり怖い」という場合は、日常でちょっとした実験&練習をしていくのがオススメ。
たとえばちょっとしたお買い物をする際、「本当に行きたい未来の私にフィットするのって、どれだろう?」「それを選んだ先の私は、なりたい自分になっている?」という視点で品物を選ぶようにすると、徐々にコツがつかめてくると思います。
そして最後、とても重要な要注意ポイントがあって、それは、気持ちよく決断できない時に焦って無理に決めようとしないこと。
今回書いてきたように、迷って決められない時って、潜在意識側としてはそれなりの理由があって、あえて「決めない(決めたくない)」という行動選択や感情をアウトプットしている訳なんですよね。
なので、迷いがある時に力ずくで何かを決断しようとする必要って全然ないし、無理に決断してもおそらく満足のいく未来にはつながっていかないので、まずは行きたい未来を明確化すること、ここにたっぷりとエネルギーを注いでもらえればなと思います。
焦って決めようとしなくても、「本当に欲しい未来を認識する」そう決めて脳にアンテナを立てておけば、ちゃんと気持ちよく決断できるタイミングって訪れますので、安心してくださいね。
もし状況的にどうしてもすぐに決めなくてはいけないという場合は、「欲しい未来が認識できたら、そこからいつでも好きなものを選び直せる」と設定しておけば大丈夫です♡
くれぐれも、
- 絶対に正解を外さないようにしなくては!
- 間違ったらもうおしまい。
といったDEAD or ALIVE思考で自分の未来を縮小させないでくださいね!(笑)
では。