「寝不足な訳でもないのに、最近やたら眠い」
「寝ても寝ても眠い…育ち盛りの子供か!ってくらいいくらでも寝れてしまう(笑)」
体調が悪い訳でもないし元々ロングスリーパーだった訳でもないのに眠くて仕方ない時期が続いている時、一体これって何なんだろう?って不思議に思いますよね。
通常ならまだ眠くなるはずもないような早い時間から異常な眠気が襲ってきて、「私、こんなによく寝る人だったっけ?」と不思議になってしまう感覚。
実はこれってスピリチュアル的に見ると、人生の転機に差し掛かっている時なんです。
もっと言ってしまうなら、自分の世界が大きく変わりつつある時。
その移行期に、体は大量の睡眠を欲してきます。
今回は、この寝ても寝ても眠い時のスピリチュアルな意味と変化を加速する人生の転機の過ごし方について深堀りしていきます。
どうすれば願いが最速で叶っていくのか?その秘訣がわかりますよ!
寝ても寝ても眠い時のスピリチュアルな意味
「しっかり寝てるのに、なぜか眠くて仕方ない…」は転機の前触れ
しっかり寝ているにもかかわらずなぜか眠くて仕方ない時期、私たちの脳は自分の世界を乗り換えようとしていることが非常に多いです。
つまり人生の転機を告げるスピリチュアルサインでありステージアップの前兆でもある、いわば「おめでとうございます!」の期間だということ♡
なぜ転機にあたって脳が睡眠を要求してくるのか?
それは世界の乗り換えとは、言い換えるなら認識の変更だから。
人生の転機に脳が大量の睡眠を要求してくる理由とは?
- お金のない世界からお金のある世界に乗り換える。
- 愛されない世界から愛される世界に乗り換える。
- ハードモードな世界からイージーモードな世界に乗り換える。
- 意地悪な世界から甘く優しい世界に乗り換える。
- 「男は浮気するもの」という世界から「浮気の不安とは無縁」の恋愛世界に乗り換える。
これらすべて現状世界からまったくの別世界へとワープしてる訳なんですが、実はこのパラレルワールド移行って自分の外側から起こるものではなく、自分の内側から起こるものなんですよね。←ココ重要
- 外側の世界を見て「こう変わって!お願い!(泣)」という立ち位置に自分がいる時、その現実が変わるかどうかは運次第や他者次第になってしまうのですが、
- 「私はこの世界を選びます」と決めると、まず自分自身の世界の認識(内面世界)が変わり、そこを追うように現実(外側の世界)に変化が起こる。
これがパラレルワールド移行の基本的な流れになります。
「????」となっている人もいるかと思うので、もう少しかみ砕いて説明していきますね!
「お金は簡単に手に入るもの」と思っている人と「お金を手に入れるのは難しい」と思っている人があるスタバ店内にいたとして、その人たちは物理的には確かに同じ世界にいる訳なんですけど、情報的にはまったく違う世界に生きています。
片方の人は「お金は簡単に手に入るもの。むしろ苦労して手に入れようとすると手に入らない」という前提世界に生きているので、世界を「そういうもの」として認識しているし、そのため「どうすればお金が簡単に手に入るのか?」その情報に自然とリーチしています。
一方、「お金を手に入れるのは難しい。身を削るような思いをしないと手に入らないもの」という前提世界に生きている場合、その人は当然お金が簡単に手に入る方法にはリーチできず、文字通り「身を削るような思いに対する代償としてお金が与えられる」世界に生きることになります。
当然それぞれの世界の中でのちょっとしたラッキーアンラッキーは日々あるものの、そもそもの世界の前提がまるで違うので、ベース(乗っている土俵)部分でのラッキーアンラッキーの差が圧倒的なんですね。
早い話、私たち人間は目の前の世界の情報すべてを認識して生きている訳ではなく、自分が決めた前提に基づいた情報のみを抜粋して世界を認識しているにすぎなくて、運不運や幸不幸の大部分はそのベースの認識の仕方の差によって生じているのだということ。
そしてさらに言うなら、私たちは実はその瞬間瞬間「目の前にある世界」を認識すらしていなかったりします(笑)
なぜならそれは、脳にとても負荷のかかることだから。
知らない場所を初めて訪れた際、私たちの脳は「そこに何があるのか?どういう場所なのか?」一生懸命情報収集をしてその場所を「知ろう」とします。
ですが住み慣れた家や行きつけの場所となると、当然ですが毎回情報収集をし直したりはしません。
「ここにはだいたいこういうモノがこういう配置で並べられていて、そしてこういう機能を提供してくれる場所である」
この「既に解析済みの情報」が頭の中にあるので、それを参照してその場所を認識してるだけなんです。
つまり私たちは「目の前の世界」を見ているようでいて実際は「残像(記憶の中の世界)」を見て日々生活しているのだということ。
こう聞いて、「えーっ!脳みそどんだけ怠け者なんだよ!」と驚いた人もいるかもしれません(私は初めて知った時、自分の脳みそに対してとてつもない不信感を覚えました・笑)
ただそうでもしないと心身共に過負荷になってしまうし、また何をするにもいちいち時間がかかってしまうため、生存戦略としては非常に役立つ省エネ・時短機能なんですよね。
一つ問題があるとすれば、一度自分の中に特定の認識パターン(観方)が出来上がってしまうと、そこからめちゃめちゃ抜け出しづらくなってしまうこと。
- ◯◯とはこういうもの。
- 世界とはこういうもの。
という「◯◯観」や「世界観」が脳内に一度構築されると、ずっとその記憶の中の世界に住み続けることになってしまうんですね。
そしてだからこそ人は、人生のどこかのタイミングで(意識的にしろ無意識的にしろ)「自分の世界の乗り換え」を決意することになるんです。
それは現状に本気でうんざりした時かもしれないし、はたまた他のはるかに魅力的な世界観に触れた時かもしれません。
この新たな世界観(認識パターン)への移行こそが人生の転機であり、いわゆるステージアップや「波動が上がる」という言葉で表現されるスピリチュアルイベントになります。
つまり世界を乗り換えようとする時、私たちの脳は一度構築した世界の観方(認識パターン)を捨て、新たに世界を「知る」作業に入っている訳です。
今までならまるっとスルーしてたであろう情報群を収集し直し、新しいアルゴリズムによって「世界」を必死に再構築している最中なので、そりゃあ通常時の何倍も脳に負荷がかかるし、それによって大量の睡眠を要求してくるんですね。
ではその変化の仕組みを理解した上で、この眠くてたまらない時期をどう過ごせばよりスムーズに望む世界へと移行していけるのか?
人生の変化を加速する寝ても寝ても眠い時の過ごし方
眠気に逆らわず「行動」よりも「睡眠」を優先する
まず一つは、当たり前のことになりますが、眠気に逆らわないこと♡
「あれもこれもしたいのに、ずっと眠くて困る!」「早く叶えるには、もっと行動しなきゃいけないのにー!」と焦る気持ちはすごーくよくわかります!
ですが眠くて仕方ない時期は、無理にあれこれ行動しようとするよりまずはたっぷりと寝て、脳にしっかり「世界の作り直し」をさせてあげましょう!
願いを叶える上で行動はもちろん大切ではあるのですが、本当に望む変化を起こすには「どの世界においてその行動をするのか?」ここが最も重要な部分になります。
(このあたりについては、こちらの記事にくわしくまとめています)
入ってくる情報の変化に敏感になる
そして次に大切なのは、入ってくる情報の変化に敏感になること。
世界に対する認識が変わるというのは、入ってくる情報が変わることとイコールになります。
ざっくり分けると、以下の二つの変化が自分の中で起こります。
- 自分の興味関心の対象が大きく変わる。
- 同じ相手や事象に対する捉え方や感情的な反応が変わってくる。
「潜在意識が書き換わったかどうかって、どうすればわかるの?」「世界を移行できてるかどうかって、何を基準に判断するの?」とよく聞かれることがあるのですが、一言で言うと、「視界に入る情報が変わってきているかどうか?」なんですよね。
自分の世界観が変わると、脳が認識する情報の「基準」が変わります。
お部屋探しや転職時の情報収集に例えるとわかりやすいかと思うのですが、多くの場合、「こういうお部屋に住みたい」「こういう環境でお仕事して、これくらいの収入が欲しい」というおのおのの基準を元に物件や会社のサーチをかけていきますよね。
その入力条件に応じて何らかの検索結果が返ってくる訳ですが、私たちの認識の仕組みも実はこれとほぼ同じ。
自分が意識に入力している「基準」や「条件」に従って情報を知覚の内側に入れてるんです。
基準外の情報に関しては知覚の外側にはじき出されますので、その人の世界にとってそれらは「ない」という認識となります。
「本当にこの世のどこにもそれはないのかどうか?」は別として、本人が認識できなければそれはその人にとって「この世にない」のと同じこと。
良くも悪くも、「自分の知覚の内側にあるもの」のみが「自分の世界の全て」なんです。
「引き寄せの法則によって現実を変える」というのは、ズバリこの知覚の範囲を自分で意図的にコントロールすること♡
なので世界の移行期に
- どういう情報が新たに知覚の内側に入ってきていて、
- どんな情報がはじき出されているのか?
そこを観察すれば、自分の認識が本当に望む方向へと書き換わりつつあるのかが一発でわかっちゃうんですね。
寝ても寝ても眠い時期、休むことが必要な期間とわかってはいても、どうしても行動が後回しになったり行動量が落ちることに不安を感じてしまうことは誰しもあると思います。
そこでぜひともこの期間は「行動」の代わりに自分の「知覚範囲の変化」の観察の方にエネルギーを注いでみるのがオススメ♡
- 嫌いで仕方のなかった相手が、なんだか最近気にならなくなってきた。
- 「いいな、うらやましい。私もそれ欲しい!」と思う相手が視界に入ってくるようになる(=嫉妬を感じることが多くなる)
- 「叶えたいけど、どう叶えればいいのかさっぱりわからない」と半ば放置していた願いの実現ルートが不意に見え始める。
もしこのような変化が見られれば、脳は間違いなく望む方向へと世界を作り変えてくれています。
そしたら後はもう焦らなくて大丈夫♡
「本当に望む願い」の実現ルートが知覚の内側に入れば脳はそれを選択せずにはいられませんので、たっぷりとエネルギー補充した後、サクッと実現行動を取り始めます。
一方、もしも「知覚の範囲、あまり変わってないかも…(汗)」という場合、方向性が定まりきらず再構築が停滞・混迷している状態かもしれません。
その場合どうすればいいのか?
解決策はシンプルで、変化を許容してあげればいいんです。
変化を許容する
「変わりたいのに変われない…ずっと同じ現実をグルグルしている気がする」
そんな悩みがある時、まるで現実が自分に意地悪やとおせんぼをしてきてるかのように感じがちなのですが、実は停滞の原因って、自分自身が(無意識に)変化を全力拒否してしまっていることがほとんど。
というのも、人は油断してるとどうしても問題解決思考にはまりやすいから。
え?問題が起きたらそりゃあ解決しようとするでしょ?それの何がダメなの?
そうですよね、私も初めてメンターにこのことを指摘された時、「はああ??」となったのでめっちゃわかります(笑)
これ、一体どういうことかというと、「今現在問題と感じているその事象をどの世界から捉えるのか?」ってことなんです。
言い換えるなら、「問題解決のその先にどういう世界を見て(設定して)いるのか?」そこに気付くこと。
ここがミソ♡
人は何か問題が起こった時、現状が荒れたり壊されたりする恐怖に耐えられないため、反射的に「平穏な状態に戻そう」と必死に思考を働かせます。
これ自体は決しておかしなことでも何でもなく、生物としての防衛本能みたいなもので(たとえどんな潜在意識の達人であろうと、異変が起これば誰しも普通にうろたえます・笑)、全く問題のないごく当たり前の反応なのですが、問題なのはその「反応」に自分の思考がそのまま飲み込まれてしまうこと。
「平穏な状態に戻す」というのは、あくまでマイナスをゼロに戻す行為でしかなく、その行動をどれだけ続けたところで自分のステージが上がることはありません。
つまり荒れた現状を「戻す」ことに意識が奪われている時、実は「自分自身が変化を拒んでいる」ことに気づけるかどうか?なんですね。
もちろんこれは「右の頬を打たれたら左の頬も差し出そう!」ということではないし、現状がどれだけ荒れても何もせずただ潮目が変わるのを待ってればOKという意味でもありません(笑)
そうではなく、
- 自分は今の世界(現状)の何が嫌で、そして本当はどういう世界に行きたいのか?
- その「望む世界(未来)」にいる自分の視点から見た時、目の前の現象の意味や役割はどんなものになるのか?
これらの問いを通して、現象に対する認識(意味付け)を変更してみるんです♡
例えば、ありえないくらい失礼なお客様に対応しなくてはならない事態が起こったとして、まずは「どうこのトラブルを鎮火するか?」そこに意識が向きますよね。
ですが奮闘の末どうにかそのトラブルを鎮火できたとして、またいつそういった事態が自分の身に降りかかるかはわからない訳です(この場合、「自分の上に現実が置かれている」状態になります)
そんな時、ついつい
- 働くのって、ほんと楽じゃないな…
- 社会人だもん、これくらいは我慢しないと…
と無理に現状と折り合いをつけようとしてしまうと、これって「現状を選択して、変化を拒んだ」ことになってしまうんですね。
この「無意識の選択」に気づけることがステージアップの肝と言っても過言ではなくて、「問題解決のその先の世界を決めているかどうか?」でその後の世界(アフターストーリー)がまるで変わってくるんです。
- どんなクレーム案件でも軽やかにこなせる自分になりたいのか?
- それともそもそも「失礼なお客様がいない世界」にシフトするのか?
これはどちらが正解でどちらが不正解という話ではなく、またもちろんこれ以外の選択肢も無限にあって、すべてが自分好みで本当は決めて良くて、この「先の世界」が見えた時、脳に明確な「変化の方向性」が与えられるんですね。
ここが自分の中で決まると、困った現象も含め、あらゆる現象がその世界に向かう過程へと変化し始めます。
これが変化を許容するってことなんです。
ええっ、失礼なお客様がいない世界なんて、ある訳ないよ!
そんなこと望んだって叶うはずもないのに、願うだけむなしいよ…
ここでもしもそんな脳内トークが出てきた人がいたとしたら、まさにそれが前提世界♡
その前提が自分の中にあると、脳は願うことすら封じられてしまうため、自分の「本願(本音)」になかなか気付くことができません。
ですがこの無意識に握りしめている「望まない前提」に気付いて「本願(本当に行きたい世界)」を認識できた時、人は目の前の現象を初めて「受け取る」ことができるんです。
現象の受け取り拒否をしながら「変化」を望んでいる時、これっていわゆるブレーキを踏みながらアクセルをかけているような状態なので、ものすごく消耗するし、場合によっては不安定な睡眠状態が年単位で続いてしまうことすらあります。
- 本当はもっと楽に楽しくお金を手に入れたいはずなのに…逆のことばかり起こる!なんで??
- 本当はもっと大切にされる恋愛を望んでいるはずなのに…実際はないがしろにされてばかり。どうしてこうなっちゃうの!?
そんな脳内トークが出てきた時こそ、実は世界を移行する大チャンス♡
- この現象が「起こってはいけないこと」ではなく本当は「起こるべくして起こっていること」だとしたら?
- この現象が「本当に望む世界への過程」だとしたら、私はそれにどんな役割を与える?
ぜひこれらの問いを使って、現象の「情報部分(認識)」を書き換えてみてください。
変化は常に「情報→物理」の順番で起こっていきます。
まず自分がこの「情報部分」の支配権を握ってしまうことで、その後の展開がガラリと変わり出しますよ♡
まとめ
寝ても寝ても眠くて仕方ない時期、私たちの脳は懸命に「世界の作り直し作業」をしています。
この時期私たちがやるべきことは、疲れた脳みそに鞭打って無理に通常のパフォーマンスを保つことでも、眠気をこらえて必死に行動を積み重ねることでもなく、水面下(内面世界の再構築)にエネルギーを集中的に注ぐこと♡
私たちがどんな行動を取るにせよ、「どの世界からその行動をするのか?」それによって受け取る結果には天と地ほどの差が出ます。
- 「お金のない世界」から繰り出される行動は「お金のない結果」につながり、
- 「お金のある世界」から繰り出される行動は「お金のある結果」につながる。
- 「愛されない世界」から繰り出される行動は「愛されない結果」につながり、
- 「愛される世界」から繰り出される行動は「愛される世界」につながる。
というごくシンプルな構造。
この自分の前提世界が変わると、「自分を取り巻く現象から得られる情報」がまず変化しますので、これまでどう頑張っても見えなかった「願いの実現ルート」が見え始めることはもちろん、目の前の現象の「見え方(認識)」自体も変わります。
つまり物理(外側)が動くその前の時点で、実は自分の中の現実ってもう既に変わって(動いて)るんですよね。←ココ重要
そしてそれに伴って、続く未来も必然的に変わってくるという流れ。
ここがつかめると、パラレルワールド移行が妄想や夢物語でなく日常で使いこなせる「実用性のある技術」になります。
寝ても寝ても眠くてたまらない時は、人生の転換期。
現実のベースとなる「前提」を変える時期と心得て、徹底的に水面下(内面世界)にテコ入れしていきましょう!
「休んでなんていられない!」とばかりに焦ってやみくもに動き回るより、その後の「行動の威力」も「受け取る結果」も格段に変わってきますよ!
では♡